和歌山県立医科大学保健看護学部精神看護学領域では、2012年度から年間3回〜4回、精神看護多職種事例検討会を行なっております。この事例検討会の目的は、『病院と地域の連携を図り、地域精神医療の活性化及び患者の社会復帰促進』を掲げ、医師、病棟看護師、訪問看護師、保健師、精神保健福祉士、作業療法士、アウトリーチチームメンバー達が原点に戻り、病院と地域の連携について今一度考える機会としています。
事例はこれまで、和歌山県立医科大学附属病院精神科病棟や和歌山県下の単科精神科病院に入院している対応が困難なケース、地域移行したが対応が困難なケース、家族へのアプローチが困難なケース、アウトリーチチームが関わるケースなどについて検討してきました。また逆に地域移行がスムーズであったケースを検討し、それぞれの職種の“強み(strength)”を確認しあう試みもしてきました。
毎回参加者は30名程度であり、事例検討会の関心の高さがうかがえます。精神看護に興味を持っている本学の学生も参加することもあります。
今年度は以下の日程で開催いたしますので、興味のある方はご参加いただければと思います。
平成27年度 精神看護多職種事例検討会
日時:第7回 平成27年7月4日(土曜日)10:00〜11:30 (終了しました)
第8回 平成27年11月28日(土曜日)10:00〜11:30
第9回 平成28年2月6日(土曜日)10:00〜11:30
場所:和歌山県立医科大学保健看護学部(三葛キャンパス) 3階 第1講義室
http://www.wakayama-med.ac.jp/access/index.html
申込み要領:前日までに「事例検討会参加」と題して、ご所属およびご氏名を記載し送信してください。
申込み・連絡先:和歌山県立医科大学保健看護学部 精神看護学領域 武用百子
Email:momo-bu@wakayama-med.ac.jp
Tel:073-446-6700(代表)