| 地方会トップ | ブログトップ | ヘルプ | ログイン | パスワード忘れ | 新規会員登録 | 利用規約 |
コロナ禍の日常2021/06/26(土) 14:40:45 RSSにてレス一覧を表示
福井医療大学保健医療学部・近藤やよいさんさん
 皆様、こんにちは。私は福井医療大学の近藤やよいと申します。コロナ禍で社会が混沌とする中、当大学もその煽りを受け、病院実習から学内実習への変更を余儀なくされました。ここでは、少し実習についてお話させていただきます。
 このような状況の中、学生をはじめ我々教員も不安や戸惑いを感じながら手探りで学内実習を進めて参りました。特に、学内実習で気を使ったのは環境です。臨床現場の雰囲気や空気感を大事にしたいと考え、患者の精神状態に合わせた療養環境、ナースステーション、作業療法室、病院の内庭を見立て、患者と散歩コースを準備する等、学内における実習の場をできるだけ忠実に再現しました。そして、再現場面ごとで教員が患者役になりきり、学生の患者への対応(視線や態度、コミュニケーション技術を活用した関わり、パーソナルスペース、安全面等)に応じて、学生1人1人に対し臨機応変に対応を替えました。また、患者の突然の沈黙、支離滅裂な発言やまとまりのない会話、抗精神病薬の副作用症状の出現等、学生とのやりとりの中では、臨床実習での『あるある』を想定し関わりました。その中で、学生は戸惑い、患者対応に右往左往することもありましたが、すべてが教科書通りの手順では通用しないことを学んだと思います。さらに、ロールプレイ後のカンファレンス時、自己評価、他者評価を行ったことで、患者との関わりにおいて、自己の傾向や改善点に気付き、より自分自身を客観視することができていたと思います。しかし、どんなに工夫を凝らしても、学内実習には限界があります。実際に患者とのやりとりの中で育まれる信頼関係や、指導者から叱咤激励等、臨床実習ならではで得られる学びや、臨床実習を通して学生が感じる達成感には到底及ばないと感じています。この先も、今しばらくこの状況は続くと思いますが、教員として、今出来ることを精一杯行い、いかなる状況下でも対応できるように取り組んでいきたいと思います。
 さて、話はかわりまして、次は私のストレス解消法をご紹介します。
 まず1つ目は、うちの3男坊のジュン君の写真・動画撮影を行うこと。ジュン君とは、我が家にきて4年目のチワワ犬(オス)のことです。毎日ジュン君の写真や動画を撮影し、家族ラインで共有しているのですが、撮りすぎ!と家族には呆れられています。でもこの可愛さを共感してほしいので、しばらく我慢してくださいね。
 そして、ストレス解消法の2つ目。それは、私の元気の源であるパクチーを食べることです!!少なくとも週3回は食べています。しかし、私以外の家族は、パクチーの臭いが大の苦手。そのため、自宅で大盛りパクチー入りトムヤムクンラーメンを食べる時は、こっそり換気扇の下で食べています。皆様ご存じの通り、パクチーは大変癖のある食べ物です。まず、その独特の臭いが嫌いという方が多いのではないでしょうか。なぜ私のように熱狂的なパクチーファンがいる一方で、私の家族のように極端にこの臭いを嫌がる人がいるのか‥。気になり少しパクチーについて調べてみました。なんと、パクチーの風味は、石鹸にも含まれるアルデヒドという芳香成分が含まれているそうです。さらに、パクチーの臭いはカメムシに似ていると聞いたことはありませんか?これも調べてみました。これもなんと、パクチーのデセナールやヘキセナールという臭い成分がカメムシ同一であることがわかりました。パクチー嫌いな人は、パクチー=食べられないもの!と脳が判断しているのかもしれません。余談ですが、食用カメムシは東南アジアでは比較的メジャーな食べ物なので、アジア系の料理にパクチーが多く使用されているのも納得です。この文章を書いているうちにお腹が空いてきました。さあ、今日もパクチーを食べて頑張ります!!
投稿にはログインが必要です
トップページに戻る