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コロナ禍での学内演習2020/11/27(金) 14:49:35 RSSにてレス一覧を表示
富山大学・坪田恵子さん
  会員の皆様、こんにちは。富山大学の坪田恵子と申します。
  コロナ禍で皆様の施設におきましても、これまでの教育や看護の質を維持するために、感染予防対策をとりながら日々奮闘しておられることと思います。
  
  私は基礎看護学講座に所属しておりますので、基礎看護学の学内演習についてのコロナ禍での状況をお伝えさせていただきたいと思います。看護技術を学ぶために、これまで4人程度のグループ学習を取り入れて、看護師役・患者役・観察者をローテーションし、それぞれの立場で気づいたことをグループ内で話し合うことで対象へのより良い援助を考える場を作ってきました。コロナ禍の中、感染予防を考えると個人学習が望ましいとなるのかもしれませんが、それでは看護者としての必要なスキルが身につきません。そこで、対象への援助を行う際やグループで話し合う際にはフェイスシールドをつけ、必要時にはエプロンや手袋を使用して実施しています。また、健康チェックや手指消毒はもちろんのこと、物品などの使用者が交替する際の消毒のタイミングも意識して行っています。
  
  学内ではこのような感染予防対策を講じており感染者はでておりませんが、コロナ禍での県内の状況を踏まえて先週より学内演習ができない状況となっています。
  感染予防対策を行い、“密”になる状況を避けるために準備1つとってもこれまでと異なる方法をとることが必要になるため、事前の準備や消毒など時間はかかりますが、対策を行いながらでも学生と関わりながら演習ができること、学生同士で学び合うことができる演習を早く再開できるよう祈っています。
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