12月に入っても暖かい日が続いていましたが,8日,富山にもやっと初雪が降りました.これは,平年より6日遅い観測だそうです.
そんな中,富山大学では第19回富山大学看護学会学術集会が開催され,多くの方々にご来場いただきました.ご参加いただいた皆様には,この場を借りて御礼申し上げます.
今回の特別講演では,「看護に役立つ漢方の知識」というタイトルで,本学和漢診療学講座の嶋田豊教授にお願いし,実際の診療場面から看護師がケアする際に知っておくべき知識をご教授いただきました.
また,共催いただいた株式会社ツムラの方からは,看護学教育モデル・コア・カリキュラムにおける漢方薬の位置づけ等について説明をしていただき,漢方薬の知識とともに教育としての必要性についても再確認したところです.
さらに,なつめ研究会の方にも後援していただいたことで,福井県で栽培加工されているなつめを使ったお茶とグラッセをいただきながらポスターを閲覧するなど,和やかな雰囲気で学会を進めることが出来ました.
富山大学では,毎年この時期に,様々なテーマのもと学術集会を開催しています.来年は第20回と節目の年でもありますので,興味のある方,来年は是非,富山まで足をお運びいただければと思います.
最後に,本学会では学会誌の発行も行っていますので,お手元に眠っている成果などございましたら,投稿していただけますようお願いいたします.看護をより良いものにしていくためにも,是非,皆様の素晴らしいご研究の成果を多くの方々に発信するお手伝いをさせていただけると幸いです.
《問い合せ先》
〒930-0194 富山県富山市杉谷2630
富山大学医学部看護学科 富山大学看護学会事務局
メールアドレス:shigenot@med.u-toyama.ac.jp