平成23年6月20日
一般社団法人
日本看護研究学会
会員各位
一般社団法人日本看護研究学会
理事長 山口桂子
拝啓
向暑の候、会員の皆様にはますますご健勝のこととお喜び申し上げます。一般社団法人日本看護研究学会は、去る6月5日に平成23年度社員総会を無事に終了し、一般社団法人として3年目を迎えました。この間の会員の皆様の研究活動へのご努力に敬意を表するとともに、さまざまなご協力に深く感謝いたします。さて、3月11日に発生した東日本大震災から早くも3ヶ月余りが過ぎましたが、今なお、被災生活を強いられている多くの方々に対し、心よりお見舞い申し上げます。本学会では、このたびの震災直後から学会としての支援のあり方について検討を重ねてまいりましたが、さまざまなご意見を集約した結果、大規模災害支援事業委員会を発足させ、継続的な社会貢献事業をスタートさせることになりました。その第一歩として、平成23年度は東日本大震災で被災された看護学生等への支援金の給付を行ないたいと思います。その詳細につきましては、本号の会告等をご覧いただきたいと存じますが、本学会が37年前に発足した際の経緯をもふまえ、現在、看護を学んでいるわれわれの後輩を少しでも支援できたらと考えております。日本看護研究学会には、現在、約6,500名の方が会員登録をされております。お一人お一人の皆様のわずかな力でも結集させることによって、多くの看護学生への修学継続のための支援ができることと考えております。払込書を同封させていただきますが、1口でも結構ですので、皆様のご協力をよろしくお願い申し上げます。また、上記の支援対象者(実施要領では受給候補者としております)については、会員の皆様のご推薦によって申請できるものです。身近に被災された看護学生の方がいらっしゃる場合には、どうぞご遠慮なくご推薦いただきたいと存じます。
以上、会員の皆様のご理解、ご協力をなにとぞよろしくお願い申し上げます。最後になりましたが、会員の皆様のますますのご健康とご活躍を祈念いたします。
敬具