日本看護研究学会主催から会員の皆様に向けて情報を発信しております。
一般社団法人日本看護研究学会第42回学術集会
会長 川口 孝泰
(筑波大学医学医療系 教授)
一般社団法人日本看護研究学会第42回学術集会を,2016年(平成28年)8月20日(土)・21日(日)に,つくば国際会議場において,メインテーマ「先端科学と看護イノベーション」と題して開催させていただきます。会員の皆さまをはじめ多くの方々の御参加を賜りますよう,謹んでご案内申し上げます。
本学術集会は,先端科学の街,「つくば」で行うことの地の利を生かし,変貌する科学と人間のあり方と対峙しながら,急速にグローバル化する看護・医療の中で,日本が誇る世界最先端科学と看護の知のあり方を問う機会を得ることを目的とします。
学術集会のプログラムは,科学の変貌を通して,未来の看護を見据えた看護研究の方向性や看護学のあり方が提案できるように意図しています。つくばにはJAXA(宇宙航空研究開発機構)や日本の産業技術を支える知の集団として,産業技術総合研究所があります。JAXAからは,未来を語るにはなくてはならない宇宙開発と医療・看護の関係性を知ることで,改めて科学のあり方を模索し,未来の看護につながることのできる講演やセッションを企画・検討しています。産業技術総合研究所からは,最先端の科学技術が,どのような形で実用化レベルに至ったか(利益相反や特許等に関する話題提供も含む)について学ぶ ことで,未来の看護技術の社会還元などについても学べるような企画を検討しています。
また学術集会長が所属する筑波大学には,ロボット技術の医療・福祉への応用の先駆けとなったロボットスーツHALがあります。その開発過程の秘話などを紹介することで,科学技術の社会還元の方策と,未来の看護のあり方について考えるきっかけとなればと思います。
しかし,何よりも学術集会のメインプログラムは,会員の皆様がたの研究発表や,活発な交流集会など,主体的な研究活動であることは言うまでもありません。
第42回学術集会が,参加者の皆さまにとって,有意義なものとなるよう祈念し,多くの皆さまの御参加を,心よりお待ちいたしております。
日 時 | 平成27年5月9日(土)13:00~14:25 |
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場 所 | 東京八重洲ホール 302会議室 |
出席者 |
黒田裕子,川口孝泰,中村惠子,本田彰子,工藤せい子,祖父江育子,石井範子,青山ヒフミ,中西純子,村嶋幸代,叶谷由佳,鈴木みずえ,塩飽 仁,法橋尚宏,泊 祐子,江守陽子,前田ひとみ,岩本幹子(以上,理事18名) 松田たみ子,道重文子(以上,監事2名),宮腰由紀子(第41回学術集会会長) |
欠席者 | 小西恵美子,高田早苗,小山眞理子,川本利恵子,荒木田美香子(以上,理事5名) |
陪 席 | 海老根潤,竹下清日(ガリレオ社),福田和明(北里大学・学会員) |
議 長 | 理事長 黒田裕子 |
書 記 | 福田 和明 |
(順不同・敬称略)
番号なし:平成26年度第5回理事会議事録
議事に先立ち,黒田理事長より,一般社団法人日本看護研究学会第22条に基づき,過半数の理事の出席によって本理事会は成立することが確認され,議事が開始となった。
(資料1,資料9)
総務・中村副理事長より,資料1に基づき,会員数の動向および会費納入状況について報告があった。平成27年5月9日現在,6,290名,平成27年度新入会221名,退会者0名,会費納入率は58.78%であると報告があった。続いて,平成27年2月28日から4月13日までの入会申込者について理事長と総務担当理事2名で審議し,承認している旨の追加報告があった。
(資料2)
委員長・法橋理事より,資料に基づき,学会誌の編集進捗状況,査読委員の委嘱状況,有料購読会員の現状および会員向けのCD作成状況,J-STAGE登録状況,投稿者向けScholarOne Manuscriptsの操作動画の作成について報告があった。また,38巻4号以降の掲載論文は未定である旨の説明があった。
いずれの委員会も報告はなかった。
(資料3)
委員長・黒田理事長より,201名の看護学生を対象に,総額1,467万円を支援した報告と看護学研究者の研究支援を継続するための支援金寄付の依頼について,学会HP掲載用に作成した資料に基づき,説明があった。
担当の塩飽理事より,地方会のHP更新のサポート,学術集会HPのバナーおよびリンクの設置,イヤーブック,医学書院のメディカルファインダーの運用,外部団体から本学会HPへのリンク依頼に対するルール作りと運用を行った旨の報告があった。最後に,学会HPで各委員会活動の広報を希望する場合は担当理事まで連絡してほしいと説明があった。
(資料4)
担当の泊理事より,資料に基づき,活動内容について報告があり,平成28年度診療報酬改定に向けた要望案の検討中であること,「看護技術検討委員会」「診療報酬体系のあり方に関する検討委員会」「介護報酬体系のあり方に関する検討委員会」の3つの委員会が設置されたが,本学会からは「診療報酬体系のあり方に関する検討委員会」に泊理事,「介護報酬体系のあり方に関する検討委員会」に叶谷理事を選出する旨の報告があった。
黒田理事長より,日本看護系学会協議会より依頼のあった2015~2016年度役員選挙について「理事候補者」から黒田理事長,高田早苗理事と菱沼典子氏の3名を選出し,「監事候補者」から祖父江理事1名を選出し,提出した旨の報告があった。なお,6月30日(火)に開催予定である一般社団法人設立社員総会には川口副理事長と本田理事が参加すること,その社員総会にて新役員体制が発表される旨の説明があった。
看保連ワーキングの活動として報告済である。
担当の川口副理事長より,片田範子氏が新たに正規メンバーとして加わったこと,看護分科会に3つの専門性グループ(ケアサイエンス・領域別基準化・地域創生政策看護)で活動する予定である旨の報告があった。
第41回学術集会集会長・宮腰氏より,査読協力に対するお礼の挨拶があった。引き続き学術集会当日の座長の協力依頼があった。
(資料6)
第42回学術集会長・川口理事より,学会の公認会計士および事務局と打ち合わせを行ったこと,会期は平成28年8月20日(土),21日(日)に開催予定である旨の報告があった。
(資料6)
下記のとおり,各地方会の平成26年度事業報告および会計報告,平成27年度事業計画および予算案について報告があった。
(資料5)
総務・本田理事より,地方会の円滑な運営や役員選出を実施するために,本学会本部より選挙費用の補助することを受けて,地方会施行細則の改定を行う必要がある旨の説明があり,改定案の提示があった。なお,選挙を実施した旨の証明書類の提出をもって,会員1名当たり500円を上限とし選挙費用を補助することが確認された。
以上,異議なく承認された。
(資料2)
編集委員長・法橋理事より,今年度は有料購読会員向けにCDを作成しているが,それ以外には冊子体の体裁をとった学会誌がないため,学会Webサイトに冊子体の体裁を整えた学会誌のPDFファイルを登載する旨の提案があり,異議なく承認された。
また,平成28年度以降は有料購読会員向けのCDも廃止になる旨の説明があった。
黒田理事長より,例年学会賞受賞者には賞金10万円,奨励賞受賞者には5千円程度の記念品を渡しているが,金額差が大きいため,平成28年度以降,検討していく予定である旨の説明があった。名誉会員の記念品については将来構想検討委員会で検討していく予定であると説明があった。
(資料6・37頁)
総務・中村副理事長より,資料に基づき,平成26年度事業報告があった。
以上,異議なく承認された。
(資料7・1~24頁)
会計・鈴木理事より,資料に基づき,平成26年度の一般会計及び奨学会・選挙事業積立金・第40回学術集会・第41回学術集会・災害支援の特別会計に関する決算報告があり,異議なく承認された。
(資料7・25~26頁)
道重監事より,資料に基づき,平成26年度監査報告および監査意見について説明があった。続いて,松田監事より,平成26年度会計調査報告があった。
以上,異議なく承認された。
(資料6・65頁)
総務・中村副理事長より,平成27年度の事業計画案について説明があり,異議なく承認された。
(資料8)
会計・鈴木理事より,平成27年度の予算案について説明があった。その後,叶谷理事より,奨学会特別会計繰入金は例年1万円の事務経費のみを計上していたが会計上余裕があるため,平成27年度は50万円を計上したこと,新たな選挙システムの委託費について追加説明があった。
以上,予算案について異議なく承認された。
黒田理事長より,来年度選挙を実施するにあたり,北里大学の出口禎子氏を選挙管理委員長,聖隷クリストファー大学の藤井徹也氏,東京慈恵会医科大学の高島尚美氏を選挙管理委員に推薦する旨の説明があった。以上について異議なく,承認された。
ガリレオ社の海老根氏より,社員総会資料で修正・追加がある場合は5月11日の午前中までに連絡してほしい旨の説明があった。
日時:平成27年5月17日(日) 13:15~14:45
場所:東医健保会館 2階ホール
本理事会は一般社団法人日本看護研究学会定款第23条第2項に基づき理事総数23名および監事2名全員の同意により開催された。
下記の議案に関して,理事全員が同意書もしくは電磁的記録により同意の意思表示をするとともに,各々の監事からは異議が述べられなかったため,定款第23条第2項に基づき,各議案を可決する旨の理事会の決議があったとみなされた。これを証するため,本議事録を作成する。
日 時 | 平成27年7月10日(金) ※本理事会の決議があったとみなされる日 |
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場 所 | 書面による |
出席者 |
【理事】黒田裕子理事長,中村惠子副理事長,川口孝泰副理事長,工藤せい子理事,江守陽子理事,小西恵美子理事,高田早苗理事,小山眞理子理事,鈴木みずえ理事,泊 祐子理事,祖父江育子理事,川本利恵子理事,岩本幹子理事,石井範子理事,本田彰子理事,荒木田美香子理事,青山ヒフミ理事,法橋尚宏理事,中西純子理事,村嶋幸代理事,前田ひとみ理事,塩飽 仁理事,叶谷由佳理事 【監事】道重文子監事,松田たみ子監事 |
議 案 |
第1号 楽天銀行の口座開設について 楽天銀行での学会口座の開設について承認する。 |
議事録作成に係る職務を行った理事氏名:中村惠子
本理事会は一般社団法人日本看護研究学会定款第23条第2項に基づき理事総数23名および監事2名全員の同意により開催された。
下記の議案に関して,理事全員が同意書もしくは電磁的記録により同意の意思表示をするとともに,各々の監事からは異議が述べられなかったため,定款第23条第2項に基づき,各議案を可決する旨の理事会の決議があったとみなされた。これを証するため,本議事録を作成する。
日 時 | 平成27年5月17日(日)13:15~14:45 |
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場 所 | 東医健保会館 2階ホール |
社員(評議員)160名のうち,出席60名,欠席委任状93名で,定款第27条により本会は成立することが確認された。
議 長 | 黒田裕子理事長 |
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書記の任命 | 会議開始に伴い,理事会から推薦された書記が拍手で認められた。 |
書 記 | 伊東美佐江(川崎医療福祉大学),掛田 崇寛(静岡県立大学) |
(資料pp.3-4)
社員総会資料に沿って,平成27年4月1日現在,会員総数6,272名(名誉会員14名・評議員160名,一般会員6,098名)であること,平成26年度会費回収率が94.9%であったことが報告された。また,会員数の推移は,資料p.4に記載の通りである。
(資料pp.5-6)
編集委員14名,査読者409名で査読作業を行っている。平成26年の状況については,電子投稿の開始に伴い,一過性に投稿数が低下している状況であることが報告された。電子投稿操作の動画マニュアルを作成し,投稿促進を図り,第41回学術集会でも促進プログラムを組む。また,会員への学会誌のCDでの配布については今年度から停止する予定である。
平成26年度は,藤野ユリ子氏と柳奈津子氏の2名が奨学金の授与を受けた。
評議員対象のWEB調査を行なった結果,必ずしも多くはない回収率であったが(27件),研究推進や地方会運営の在り方等についての貴重な意見が寄せられた。
第40回学術集会において国際活動推進委員会として特別交流集会を企画・実施した。このほか,Year Bookへの投稿規程について,ホームページの掲載体裁を修正し,会員に向けて周知するとともに投稿促進できるように対応した。また,今年度については,第41回学術集会においてシステマチィックレビューに関する講演等も企画している。
(資料p.7)
従来の東日本大震災に対する看護学生を対象とした寄付支援事業には,平成26年度は2名からの推薦により49名の応募申請があった。また,支援事業費については第40回学術集会から2,362,845円の寄付があり,合計3,013,734円が支援に使用された。尚,平成27年度からは従来の規定を変更し,学生だけでなく,看護研究者に対しても対象を広げた支援事業を計画している。また,災害の場所等についても限定しないこととなった。
地方会WebサポートやYear Book関連記事の掲載体裁変更,会員対象調査関連記事の掲載,メディカルファインダー運用等に伴う関係事項等に対応した。また,他学術組織や企業等からのリンク掲載依頼についてもルールを定め運用を開始した。
平成27年8月22・23日,広島国際会議場において開催される旨が報告された。
平成28年8月20・21日,茨城県つくば市で開催される予定である。
23期がはじまり,健康・生活科学委員会に所属する看護学分科会のなかに2名(太田氏・片田氏)の正会員がいる状況で,看護における学問上の位置付けがされている状況である。
今期は選挙年度に当たり,本学会からは理事に黒田氏,菱沼氏,高田氏,監事には祖父江氏に投票をした。また,本年6月30日に法人設立総会が日本赤十字看護大学(東京)で行われる見込みである。
看保連においては診療報酬あり方(診療報酬と介護報酬)に関する会議と介護報酬ワーキングに参加してきた。今年度は,平成30年度に診療報酬改定と介護報酬改定が同時に予定されていることから,「看護技術検討委員会」「診療報酬体系のあり方に関する検討委員会」「介護報酬体系のあり方に関する検討委員会」の3つの委員会が設置され,看護系の各学会はいずれかの委員会に参加する必要がある。本学会は診療報酬関連会議には泊 祐子理事,介護報酬関連には叶谷由佳理事が本学会代表として参加する。
平成26年度事業報告・会計報告・会計監査報告,平成27年度事業計画・予算・補助金使用予定計画が報告された。
北海道(林 裕子評議員) (資料pp.8-12)
東海(鈴木みずえ理事) (資料pp.13-18)
近畿・北陸(若村智子評議員) (資料pp.19-23)
尚,平成26年度の会計報告の地方会補助金の使用状況については中村惠子副事長より追加説明があった。
中国・四国(大森美津子評議員) (資料pp.24-27)
九州・沖縄(藤田君支評議員) (資料pp.28-32)
(資料p.33)
社員総会資料に沿って,現行定款に対して改定案が提案され,異議なく,挙手をもって賛成多数で承認された。
(資料p.34)
社員総会資料に沿って,Web選挙に伴う関係記述が付加された。その改正案が挙手をもって賛成多数で承認された。
(資料pp.35-36)
第2条(目的)・第4条(活動事項)・第7条(事務局)
社員総会資料に沿って,第2条(目的)・第4条(活動事項)・第7条(事務局),それぞれの改正案が挙手をもって賛成多数で承認された。
(資料p.37)
社員総会資料に沿って,補助金・役員選挙に関する地方会改定案について説明された。
挙手をもって賛成多数で承認された。
(資料p.38)
社員総会資料に沿って,平成26年度の事業報告がなされた。挙手をもって賛成多数で承認された。
(資料pp.39-62)
社員総会資料に沿って,貸借対照表内訳表等について説明された後,挙手をもって賛成多数で承認された。
(資料pp.63-64)
社員総会資料に沿って,平成26年度の会計監査報告がされ,金額的に相違ないことが確認された。但し,意見として,会費納入率については未だ100万円を超える金額が未収入であり,納入率については今後も注視する必要があることが示された。また,事業計画の予算を超過した事業もあることから予算内での執行を努力するべきと意見された。併せて,研究倫理啓発事業に関しては継続的な活動を行うことが望ましいことが述べられた。挙手をもって賛成多数で承認された。
(資料p.65)
社員総会資料に沿って,平成26年度の学会賞・奨励賞の推薦が説明された。
・学会賞候補者 唐田順子氏 第37巻2号掲載論文
・奨励賞候補者
①山根友絵氏 第35巻5号掲載論文
②石飛マリコ氏 第36巻5号掲載論文
③本村美和氏 第36巻1号掲載論文
上記について異議なく,挙手をもって賛成多数で承認された。
評議員選出規程第8条により評議員の互選の結果,出口禎子氏(北里大学),高島尚美氏(東京慈恵会医科大学),藤井徹也氏(聖隷クリストファー大学)の3名が選出され,挙手をもって賛成多数で承認された。理事長の委嘱により選挙管理委員会が組織された。選挙管理委員長は,出口禎子氏とする。
なし
(資料p.66)
社員総会資料に沿って,平成27年度事業計画が報告された。
(資料pp.67-73)
社員総会資料に沿って,平成27年度予算案が報告された。平成26年度の会計を基に予算立てしたことが説明された。
資料p.74
社員総会資料に沿って,応募が10件あり,菅野眞奈氏に授与が決定したことが報告された。
前田ひとみ氏(熊本大学)が理事会にて推薦されたことが報告された。
投稿数減少が生じている状況であるが,投稿を促すための対応を行っている。また,本学会誌では英文誌での投稿を受け付けていることからも投稿規程にこれらを追記した。さらに,J-STAGEへも本会の過去に掲載された841件の論文が登録される。これらの作業は今年度中には完了する見込みである。また,電子化されることに伴い,DOIが付加されることもメリットとして大きいことが報告された。
日 時 | 平成27年8月21日(金)16:00~16:55 |
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場 所 | 広島国際会議場 地下2階 ラン2 |
出席者 |
黒田裕子,中村惠子,川口孝泰,工藤せい子,江守陽子,小西恵美子,小山眞理子,鈴木みずえ,泊 祐子,祖父江育子,岩本幹子,石井範子,本田彰子,青山ヒフミ,中西純子,前田ひとみ,塩飽 仁(以上,理事17名) 道重文子,松田たみ子(以上,監事2名),宮腰由紀子(第41回学術集会長) |
欠席者 | 高田早苗,川本利恵子,荒木田美香子,法橋尚宏,村嶋幸代,叶谷由佳(以上,理事6名) |
陪 席 | 海老根潤,竹下清日(ガリレオ社),福田和明(北里大学・学会員) |
司 会 | 理事長 黒田裕子 |
書 記 | 福田 和明 |
(順不同・敬称略)
追加資料1:平成27年度(2015年)実施選挙日程
番号なし
・平成27年度第1回理事会議事録
・平成27年度第1回臨時理事会議事録
・平成27年度一般社団法人日本看護研究学会会員総会資料
・第42回学術集会チラシ
議事に先立ち,黒田理事長より,一般社団法人日本看護研究学会第22条に基づき,過半数17名の理事の出席によって本理事会は成立することが確認され,議事が開始となった。
(資料1,資料6)
総務・中村副理事長より,資料1に基づき,会員数の動向および会費納入状況について報告があった。平成27年8月18日現在,6,409名,平成27年度新入会347名,退会者12名,会費納入率は81.08%であると報告があった。続いて,資料6に基づき,平成27年5月15日から8月14日までの入会申込者について理事長と総務担当理事2名で審議し,承認している旨の報告があった。
(資料2)
委員長・法橋理事欠席のため,代理として中西理事より資料2に基づき,学会誌の編集進捗状況,J-STAGE論文登録状況,投稿者向けScholarOne Manuscriptsの操作動画作成,査読者マニュアルおよび編集委員マニュアルの整備,第41回学術集会での特別交流集会の開催,第41回学術集会抄録集の作成について報告があった。なお,投稿数はオンラインシステム移行後減少したが,現在は移行前の状況に回復してきている旨の説明があった。
川口副理事長より最新号の論文においてレファレンスがAPAに基づいていない等,論文形式が粗雑であると意見があった。黒田理事長より,編集委員会で論文の現状を確認してもらい,校正担当者の交代や著者校正の徹底について検討してもらいたいと指示があった。
(資料5)
委員長・祖父江理事より,資料5に基づき,平成28年度奨学会研究募集について報告があった。応募期間,申請書の内容変更,学会HPへの掲載について説明があった。
道重監事より,応募方法の所属機関長の承認を得る必要性について質問があった。エフォート管理の面では所属機関長の承認は必要である旨の意見があった。
黒田理事長より,所属機関長として「学長・学部長・学科長」,「看護部長」等,表現を委員会で検討してほしい旨の指示があった。
委員長・工藤理事より,学会賞と奨励賞の金額差について将来構想検討委員会と検討し,来年2月の理事会で審議を諮る予定であると報告があった。
特に報告はなかった。
委員長・江守理事より,第41回学術集会にて研究倫理に関する特別交流集会開催予定である旨の報告があった。
特に報告はなかった。
委員長・黒田理事長より,現在の寄付金は33万円程度であると報告があり,今後の寄付金募集の協力の依頼,および学術集会での募金箱の設置について説明があった。
特に報告はなかった。
担当・泊理事より,今年度4月より診療報酬改定と介護報酬改定に関する活動を行っている旨の報告があった。
担当・川口副理事長より,6月30日に日本看護系学会協議会会議に本田理事とともに参加し,法人化したこと,新役員体制(会長・片田範子氏)になったことについて報告があった。
担当の川口副理事長より,前回報告した看護分科会の専門性グループ(ケアサイエンス・看護学教育課程編成上の参照基準・地方創生政策看護)の活動に加え,「実践的な職業教育を行う新たな高等教育機関の在り方」の検討も追加となった旨の報告があった。
第41回学術集会長・宮腰氏より挨拶があり,演題は369題,会員の事前参加申込者654名となり,1,200名程度の参加者を見込んでいる旨の報告があった。
第42回学術集会会長・川口副理事長より,8月22日の学術集会長講演後に動画でPRすること,第41回学術集会会場にて閲覧できるよう準備した旨の説明があった。
黒田理事長より,8月22日の会員総会のスケジュールの確認があった。
(資料4,追加資料1)
総務・本田理事より,資料に基づき,平成27年度の選挙日程について報告があった。続いて,評議員および理事・監事選出規程の改定について資料に基づき説明があった。改定案のうち,投票期間は「11月1日0時から30日24時まで」と修正し,地区割は「東京・海外」は「東京」,都道府県名の「国外」に修正することとなった。なお,「東京・海外」から「埼玉」「山梨」「長野」を「関東」へ移す件については次回の選挙時までに検討することとなった。投票方法については「インターネットを介したオンラインシステム」とした。
江守理事より,「3%(小数点以下四捨五入)」の意味について質問があり,意見交換が行われた。その結果,「3%を地区の評議員定数とする。上記によって算出された評議員数の端数(小数点以下)は四捨五入とする」に修正することとなった。
以上について,異議なく承認された。
(資料2)
委員長・法橋理事の代理として,中西理事より編集委員の高山成子氏(石川県立看護大学)より編集委員の辞任の申し出があり,竹田恵子氏(川崎医療福祉大学)に交代する件について説明があり,異議なく,承認された。
(資料2)
委員長・法橋理事の代理として,中西理事よりリポジトリへの転載許諾に関して,投稿規程の「理事長の許諾」を「編集委員長の許諾」に変更する件について説明があり,異議なく,承認された。なお,平成27年8月21日付で変更となる。
日時:平成27年12月23日(水・祝)
●常任理事会 11:00~12:00
●理 事 会 13:00~16:00
場所:未定
日 時 | 平成27年8月22日(土)12:25~13:25 |
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場 所 | 広島国際会議場B2階フェニックス(第1会場) |
配布資料:平成27年度一般社団法人日本看護研究学会会員総会冊子資料(1頁~78頁)
定款第7章会員総会第29条(会員総会)
4.会員の10分の1以上の出席がなければ議事を開き議決することができない
・会員総数6,398名(8/21現在)
・出席回答109名(8/21現在)
・欠席委任状1,662名(8/21現在)
・当日出席者97名
会員の10分の1以上の出席(欠席委任状含む)があり会員総会が成立することが確認された。
<書記の任命>
白尾久美子評議員
深田美香評議員
<議長>
定款第7章会員総会第29条(会員総会)
3.議長は,その年度の学術集会会長が当たる。
第41回学術集会会長 宮腰由紀子会長
議事事項
中村惠子副理事長より8月18日現在,会員6,409名(名誉会員14名,評議員160名,一般会員6,235名)であり,会費納入率は81.08%との報告があった。
中村惠子副理事長より,資料2頁について事業報告があった。
鈴木みずえ会計担当理事より,資料3~26頁について報告があった。学会誌がCD版のみになったことにより予算より印刷製本費が減額されたこと,事務局移転に伴う減価償却費および修繕費を要したことについて説明があった。
松田たみ子監事,道重文子監事より,資料27~28頁について,監査報告および会計調査報告があった。
委員長の法橋尚宏理事が欠席のため,黒田裕子理事長より報告があった。オンラインシステムに変更後,投稿数の減少がみられたが,本年度は90件と例年通りとなっているとの説明があった。学会誌38巻4号の刊行が2ヶ月ほど遅れる予定であること,またJ-STAGEで平成28年3月末までにはすべての論文が閲覧できるようになる見込みであるとの報告があった。
中村惠子副理事より報告すべき事項はないことが報告された。
委員長前田ひとみ理事より報告があった。本学術集会における特別交流集会「トランスレーショナル・ヘルス・サイエンスとシステマティックレビューの国際的動向」の開催と,イヤーブックへの掲載予定について説明された。
委員長黒田裕子理事長より報告があった。東日本大震災で被災した看護学生に対する支援を4年間に渡り実施してきたが,今後も看護学生を含めた看護学研究者を対象とした大規模災害支援事業を行っていくとの説明があった。
塩飽仁理事より学術集会の開催と地方会活動の支援を行い,ホームページの充実を行ったこと,看護学系学会論文データベースに本学会の論文掲載,会員は無料アクセス可能なシステムを開始していること,外部団体からのホームページへのリンク依頼について規定を定めて運用を開始していること,今年度の奨学会研究助成については9月に掲載予定であることが報告された。
黒田裕子理事長より,資料41頁,47頁,56頁,59頁について報告があった。定款の第6章第23条(理事会の決議),理事・監事選出規程の第5条(投票),大規模災害支援事業の第2条(目的),第4条(活動事項),第7条(事務局),地方会施行細則4.会計1)について改定の説明があった。
中村惠子副理事長より報告があった。7月に選挙管理委員会を開催し,9月に会告の予定であるとの説明があった。
中村惠子副理事長より資料29頁について報告があった
鈴木みずえ会計担当理事より資料30~36頁について報告があった。オンラインジャーナル化に伴い学会誌広告料が想定なしとなり,事務委託により給料手当支出および賃借料支出等が発生しないとの説明があった。
委員長祖父江育子理事より,平成27年度奨学会研究授与は,菅野眞奈氏(研究課題「全国の医療および介護施設における胃瘻管理の実態調査」)が推薦され承認されたとの報告があった。
委員長工藤せい子理事より下記名が推薦され承認を得たとの報告があった。
学会賞
奨励賞
宮腰由紀子学術集会長より報告があった。
総会終了後に,学術集会会長挨拶があるため省略
川口泰孝副理事より,看護学分科会で,ケアサイエンス概念の整理,看護学教育課程編成上の参照基準,地方創生時代における保健医療福祉,職業教育を行う新たな高等教育の在り方に対する対応について検討していることの報告があった。
川口泰孝副理事より,一般社団法人化されたこと,42学会が参加していること,役員改正が行われたことの報告があった。
川口泰孝副理事より,診療報酬,介護報酬に関する検討活動の報告があった。
黒田裕子理事長より地方会の活動について社員総会にて活動報告の承認を得たとの報告があった。
黒田裕子理事長より,第44回(平成30年度)学術集会会長として,熊本大学の前田ひとみ氏が推薦され承認された。
特になし
会員総会終了後に以下の事項が行われた。
・平成27年度奨学会奨学金授与
菅野眞奈氏
・平成26年度学会賞・奨励賞表彰
・第42回(平成28年度)学術集会会長挨拶
川口泰孝氏(筑波大学)より,第42回学術集会について,平成28年8月20日・21日に,茨城県つくば市で行うことの説明がされた。