日本看護研究学会主催から会員の皆様に向けて情報を発信しております。
日 時 | 平成27年2月22日(土)13:00~15:00 |
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場 所 | 東京八重洲ホール 511会議室 |
出席者 |
黒田 裕子,川口 孝泰,本田 彰子,塩飽 仁,鈴木 みずえ,祖父江 育子,工藤 せい子,小山 眞理子,石井 範子,青山 ヒフミ,中西 純子,村嶋 幸代,泊 祐子,法橋 尚宏,前田 ひとみ,叶谷 由佳(以上,理事16名) 松田 たみ子(監事1名) 宮腰 由紀子(第41回学術集会会長) |
欠席者 |
中村 惠子,江守 陽子,小西 恵美子,高田 早苗,川本 利恵子,岩本 幹子,荒木田 美香子(以上,理事7名) 道重 文子(監事1名) |
陪 席 | 海老根 潤,竹下 清日(ガリレオ社),福田 和明(北里大学・学会員) |
議 長 | 黒田 裕子 |
書 記 | 福田 和明 |
(順不同・敬称略)
資料1:会員動向
資料2:編集委員会資料
資料3:国際活動推進委員会資料
資料4:看保連ワーキング会員対象一次調査結果
資料5:看護系学会等社会保険連合「平成26年度第1回診療報酬および介護報酬体系のあり方に関する検討委員会」資料
資料6:特定行為に係る看護師の研修制度省令案に関する意見募集 提出内容
資料7:第41回学術集会資料
資料8:定款 改定案
資料9:大規模災害支援事業委員会規程 改定案
資料10:理事・監事選出規程 改定案
資料11:学会賞・奨励賞 推薦書・申請書
資料12:第12回(平成27年度)日本学術振興会賞受賞候補者の推薦について(通知)
資料13:学会活動に関する会員対象調査票案
資料14:平成27年度事業案
資料15:平成27年度実施選挙日程(案)
資料16:平成27年度予算案
資料17:他の学会,研究会等からの本学会および本学会地方会Websiteへのリンクの掲載依頼
資料18:退会願(評議員 稲吉光子氏 評議員任期:平成30年度定時社員総会前日まで)
資料19:入会申込理事会承認一覧
資料20:奨学会委員会資料
番号なし:第4回理事会議事録
議事に先立ち,黒田理事長より,一般社団法人日本看護研究学会定款第22条に基づき,過半数の理事の出席によって本理事会は成立することが確認され,議事が開始となった。
総務・本田理事より,資料1に基づき,会員数の動向および会費納入状況について報告があった。平成27年2月17日現在,6,386名,平成26年度新入会458名,退会者54名,会費納入率は88.9%であると報告があった。黒田理事長より平成26年11月13日~平成27年2月14日までの入会申込について中村理事と本田理事で審議し,承認している旨の追加報告があった。
前回理事会にて報告済であった。
委員長・法橋理事より,資料に基づき,日本看護研究学会雑誌の旧編集委員会,および新編集委員会担当の編集作業の進捗状況について報告があった。また,査読委員の委嘱状況および次回学術集会にて特別交流集会(「新電子投稿システムの紹介」)を開催予定である旨の説明があった。
委員長・祖父江理事より,資料に基づき第41回学術集会での奨学会研究発表予定者について報告があった。予定者は以下のとおりである。
山下美智代氏(筑波大学)
「開腹手術後の患者を対象とした『安楽感尺度』の開発」
藤野ユリ子氏(福岡女学院看護大学)
「看護院内研修におけるeラーニング活用に影響を与える要因の検討」
次に,奨学会の使用期間に関する申し合わせ事項について下記のように修正した旨の報告があった。
(旧)「奨学金の使用期間は,奨学金授与年度(4月1日より翌年3月31日まで)とする。
(新)「奨学金の使用期間は,奨学金の振り込み日より次年度3月31日までとする。
報告はなかった。
報告はなかった。
欠席の委員長・江守理事の代理として,委員の青山理事より,口頭にて第41回学術集会初日に研究倫理委員会企画で特別交流集会「看護研究における発表倫理」(講師 山崎茂明氏・愛知淑徳大学)を開催する旨の報告があった。
委員長・前田理事より,資料に基づき,第41回学術集会初日に国際活動推進委員企画で特別交流集会「国際的な視点に立ったsystematic reviewの仕方(仮)」を開催すること,イヤーブックの発行とホームページの整理状況について報告があった。
報告はなかった。
渉外・広報担当の塩飽理事より,学会ホームページのトップページに大きなバナーを設置したため,広告希望の場合は連絡してほしいと説明があった。
看保連担当の叶谷理事より,資料に基づき会員を対象とした第一次調査結果について報告があった。概要は以下のとおりであった(資料4)。
対象会員6,331名中174名から回答があった。困難事例としては転倒・転落が最も多かった。高齢者への対応で工夫している点については看護補助者や看護職の訪室・訪問等であった。認定・専門看護師による介入への報酬を要望するのが妥当であろう。介護施設所属の会員からの回答はなかったため,項目を設けるかどうかは検討していく必要がある。
黒田理事長より,ヒアリングによる二次調査は来年度予定しているのかと質問があり,叶谷理事からは具体的な調査計画を立案し提案する予定であると回答があった。
続いて看保連担当の泊理事より,看保連 平成26年度第1回診療報酬および介護酬体系のあり方に関する検討委員会の参加報告があった(資料5)。来年度から「重度障がい児と家族の生活世界を広げる支援事業案」が開始すること,診療報酬改定における要望項目の評価状況について報告があった。
川口理事より,平成26年12月15日に臨時総会が開催され,平成27年4月1日より,一般社団法人となることが決定した旨の報告があった。
川口理事より,来週以降に会議が開催予定であり,看護の専門性グループとケアサイエンスグループの2つの事業を継続する旨の報告があった。
総務担当・本田理事より,厚生労働省より依頼のあった「特定行為に係る看護師の研修制度省令案に関する意見募集」について報告があり,学会より提出した旨の説明があった。
第41回学術集会会長・宮腰氏より,学術集会の準備状況(開催プログラム・予算書)について報告があった。なお,演題募集期間を3月8日24時まで延期する旨の報告があった。
渉外・広報担当の塩飽理事より,資料17に基づき,地方会に他学会や研究会等からの本学会および本学会へのリンク掲載依頼について常任理事会で審議した結果,依頼があった場合には地方会ホームページにはリンクは掲載せず本学会へリンクする旨の報告があった。なお,これについては学会ホームページで通知する。
黒田理事長より「メール等による書面理事会」および「決議の省略」について弁護士より指導を受け,定款に第23条に「理事会の決議」の項目を追加する案について説明があった。
定款の改定案について異議なく,承認された。
黒田理事長より,看護学生を支援する事業は4年間で終了し,対象を拡大するため規程を改定した目的について説明があり,規程案について説明があった。
中西理事より,看護学生の場合,「研究継続」より「学業継続」を支援してきたため,単に学業継続のために申請することは適用外になるのかと質問があり,黒田理事長からは生活支援が必要な場合も出てくるであろうが,提出された内容で審査すること,看護学生だけではなく看護学研究者へ門戸を広げると回答があった。
意見交換の後,下記のように文言を修正した。異議なく承認され,次回の社員総会にて審議に諮ることとなった。
委員会規程の第2条
「……看護学生の就学継続はもとより,看護学研究者の研究継続を支援するための……」
黒田理事長より,一般社団法人日本看護研究学会理事・監事選出規程の第5条「投票」に「郵送もしくはインターネットを介したオンラインシステムにより行う」「2.郵送による投票の場合,投票締切日消印は有効とする」を追加する旨の説明があり,異議なく承認され,次回社員総会にて審議を諮ることとなった。
学会賞・奨励賞委員長・工藤理事より,本学会誌に掲載された原著論文を対象に学会賞・奨励賞規程第4条に基づき検討した結果,下記の方を推薦する旨の説明があった。
併せて対象論文の回覧があった。
学会賞1名:
唐田順子氏(西武文理大学)
「 産科医療施設(総合病院)の看護職者が「気になる親子」を他機関への情報提供ケースとして確定するプロセス ─ 乳幼児虐待の発生予防を目指して ─」
奨励賞3名:
山根友絵氏(豊橋創造大学)
「要支援一人暮らし男性高齢者のサポート獲得プロセス」
石飛マリコ氏(福岡大学医学部)
「高齢な親と同居している男性統合失調症患者が「自立」に向かうプロセス」
本村美和氏(茨城県立医療大学)
「中規模病院の看護管理者におけるコンピテンシー評価尺度の開発」
以上,異議なく,承認された。対象者には会員総会で表彰の予定である。
奨学会委員長祖父江理事より,平成27年度奨学会研究選考経過と授与候補者について説明があった。授与候補者は以下のとおりである。
菅野眞奈氏「全国の医療および介護施設における胃瘘管理の実態調査」
奨学金額:50万円
異議なく,承認された。対象者には会員総会で奨学金を授与する予定である。
黒田理事長より,日本学術振興会より振興会賞受賞候補者の推薦依頼があり,候補となる該当者がいれば事務局に連絡してほしいと説明があった。
総務担当・本田理事より,資料に基づき,学会活動等に関する会員対象調査について説明があった。常任理事会での審議をもとに,対象者を社員である評議員に変更した旨の説明があった。地方会活動については地方会会長等の世話人代表からの意見を求める旨の説明があった。本調査の実施については異議なく,承認された。
編集委員長・法橋理事より,J-STAGEへの論文登載について3月の審査において登載が決定する見通しであり,正文社による作業後,7月には登載できる予定であること,学術集会号を除いた平成27年37巻5号までの論文登載料の見積(726万6,240円)について説明があり,これについては異議なく承認された。
泊理事より平成28年度の費用について質問があり,法橋委員長からは年間26万円程度の登録料がかかると回答があった。
黒田理事長より,学術集会号については今後検討していく旨の説明があった。
編集委員長・法橋理事より,ScholarOne Manuscripts操作動画の作成と公開についてガリレオ社の2つの見積案について報告があった(スタンダード版233,280円,わかりやすい説明を加えたバージョン307,800円)。ガリレオ社からテロップを入れる等でわかりやすい内容となる旨の説明があった。後者の案を採用することで異議なく,承認された。
編集委員長・法橋理事より,有料購読会員向けのCD発行に関して現在の有料購読会員127機関に対するCD作成料について報告があり,J-STAGEへの論文登載に伴い今後は購読機関数も減少する可能性はあるが収支の余裕はある旨の説明があった。
平成27年7月頃,論文のJ-STAGE登載の見通しであり,図書館等の有料購読会員がCDを購入する意味はないため作成は不要という意見が出た一方で,すでに有料購読を決定している機関もあるため次年度のみCDを作成する方がよいのではないかと意見も出た。
以上,意見交換の結果,平成27年度のみ有料購読会員向けのCDを作成することで異議なく承認された(6頁の見積案で採択)。
編集委員長・法橋理事より,和欧混載誌化について英語論文の受理が可能であることを明確に提示するために,原稿執筆要項に「英語論文」および和文の抄録も併せて提出する旨を追記する提案があり,異議なく承認された。承認日は「平成27年2月22日」とする。
総務担当・本田理事より,資料14に基づき事業案について説明があった。続いて,資料15に基づき,平成27年度選挙の実施スケジュール,選挙管理委員会委員長は北里大学の出口禎子氏に承諾を得た旨の説明があった。
黒田理事長より,選挙管理委員については聖隷クリストファー大学の藤井徹也氏,東京慈恵会医科大学の高島尚美氏に依頼したい旨の説明があった。
以上,平成27年度事業案と選挙スケジュールについては異議なく,承認された。
会計担当・鈴木理事より,資料16に基づき平成27年度予算案に関して,一般会計予算(4,955万1,000円収入:前年度比 2,745,000円減,支出は4,738万9,269円),奨学会特別会計予算,選挙事業積立金特別会計予算(資料差し替え),災害支援事業特別会計予算について説明があった。
小山理事より,ガリレオ社への業務委託費はどの項目に該当するのかと質問があり,鈴木理事からは「事務局委託費」に該当する旨の回答があった。
以上,平成27年度予算案については異議なく,承認された。
ガリレオ社の海老根氏より,有料購読機関の購読希望数,地方会への選挙補助金額によって多少金額の変更が生じるかもしれない旨の説明があった。
黒田理事長より,熊本大学の前田ひとみ氏を推薦し承諾を得たと説明があり,前田氏より挨拶があった。
塩飽理事より「報告事項」にて報告済であった。
黒田理事長より,評議員の稲吉光子氏(北里大学)より,所属先の定年退職に伴い本学会を退会したいと申し出があったと説明があった。評議員任期期限を待たずに退会することについて異議なく,承認された。
ガリレオ社より会員のIDとパスワードの取り扱いに関するクレームへの対応について確認があり,意見交換を行った。
郵送の場合,「親展」と記載してあれば他人は閲覧しない,会員IDとパスワードを別途に送付する,IDのみ送付すればログイン画面にリマインダー機能を付記しているため対応できる等の意見があった。
ガリレオ社より,現在は新規入会の会員については会員IDとパスワードは別々に送付していると報告があった。
川口理事より,理事長の「旧」「新」を削除してもらい,学会の概要や奨励賞選考に関して最新情報に更新した方がよいと説明があった。黒田理事長より,担当業務に関連するページを確認してもらい,修正が必要な場合は塩飽理事に連絡するよう説明があった。
ガリレオ社の海老根氏より,学会誌に掲載していた会報等は今後どうするかと確認があり,黒田理事長より学会ホームページに掲載する旨の回答があった。
泊理事より,CDを作成しないことに伴う学会誌発行の会員への通知について質問があり,発行時には編集委員長の法橋理事より事務局へ連絡し,事務局から会員へメール配信することとなった。
日 時 |
平成27年5月9日(土) 常任理事会 11:00~12:00 理 事 会 13:00~16:00 |
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場 所 | 東京八重洲ホール 302会議室 |