学会からのお知らせ

日本看護研究学会主催から会員の皆様に向けて情報を発信しております。

第126号 (2024年1月20日発行)

学術集会を終えて

一般社団法人
日本看護研究学会第49回学術集会
会長 叶谷 由佳

第49回学術集会は,2023年8月19,20日にオンラインにて,9月29日までオンデマンドで開催し,無事終了いたしました。最終的に1,220名の方にご参加いただき盛況に終えることができました。ご参加いただいた皆様やご支援いただいた皆様に心より感謝申し上げます。
本学術集会長を務める前に,実は2021年8月に他学会の学術集会長も引き受けていました。新型コロナウイルス感染症の影響から様々な検討後,最終的に最も費用が高いハイブリッドで開催しました。実際に開催期間はコロナウイルス感染症流行の第5波にぶつかり,他県からの参加予定者からは職場から県をまたぐ出張が認められない等の理由から現地参加者数が伸びず,オンライン参加者が増加したという結果でした。発表者や座長もハイブリッドでの対応ができるようにしたので,運営自体には何の影響もありませんでしたが,展示いただいた多くの企業には満足いただけなかったのではないかという反省がありました。このように新型コロナウイルス感染症流行を経て,困難も経験しましたが,オンラインの良さも経験しました。
本学術集会はそれらの経験を生かし,完全オンライン開催といたしました。学術集会を完全オンラインとしたので,企画委員会も最初からオンラインとしました。その結果,企画委員の依頼は地域を考える必要がなくなり,本学会の特徴である地方会の代表者に企画委員に参加いただき尽力いただきました。その他,広い地域から多くの企画委員に参加いただきました。学術集会のテーマは新しい学術集会のあり方を検討することと第50回学術集会につなげることも意図し,「看護の可能性の探究」というテーマとし,そのテーマにあう企画を企画委員会で検討しました。看護学から他分野への発信や他分野との融合で新たな研究を創造するのに役立つプログラムを検討し,特別講演,教育講演3題,研究方法セミナー3題,シンポジウム3題,特別企画2題でプログラムを構成しました。日本薬理学会,日本生理人類学会,看護理工学会などの他学会との共催やジョイントでの企画も多く取り入れました。「ライフキネティックで全ての人の脳をより機能的に」という市民公開講座も開催しました。その他,交流集会は7題,口演84題,示説145題が発表されました。私自身,オンライン,オンデマンドでほぼ全プログラムを視聴することができ,非常に視野が広がりました。
新たな学術集会のあり方も検討したいという思いもあり,メタバースについてはDX展などで情報収集をしておりましたが,当初は技術的にもまだ満足するレベルになく費用面でも難しいと考えておりました。しかし,開催年になってDXに詳しい企画委員を加えて情報収集したところ,この分野は技術の進歩がすさまじく私たちが情報収集を始めた頃から数年で導入可能で費用も安価なシステムが開発されており,最終的にメタバースによる学術集会開催が実現できました。参加者アンケートより,操作が分からなかった等,ご迷惑をおかけした方もいましたが,メタバースの機能を上手に活用して参加くださった方も多数いたことが分かりました。ご不便をおかけした方には新たな学術集会への挑戦に免じてご容赦いただければ幸いです。

一般社団法人日本看護研究学会
第49回学術集会印象記

東京医療保健大学
千葉看護学部看護学科
土肥 眞奈

2023年8月19,20日に開催された日本看護研究学会第49回学術集会では事務局長を務めさせていただき,多くの方々に支え,またご協力いただきながら会の運営を担わせていただきました。日本看護研究学会学術集会においてはじめてメタバース(仮想空間)を取り入れた運営となり,開催期間中は多くの方々にご不便をおかけしたことかと存じます。この場を借りてお詫び申し上げます。
「メタバースを導入した運営が可能」と正式に決定してからの準備期間は正直に申し上げましてあまりありませんでした。さらに事務局の中にメタバースに精通している者はおらず,唯一ご活用経験のある企画委員の野島先生に多くのご協力とご助言をいただきながら準備を進め,何度も試験運用を行いました。運営マニュアルの作成は本当に手探りで,開催前の約1か月間,事務局メンバーや運営事務局の日本コンベンションサービス株式会社の皆様とやり取りがない日は無いほどにメタバース内で何度も試し,修正を加えていきました。
また当日,トラブルをできるだけ避けられるようスタッフを手厚く手配すべきと考え,昨年度まで所属していた横浜市立大学と現所属の東京医療保健大学千葉看護学部の先生方にご協力いただきながら計32名の事務局員・実行委員に招集いただき本当に心強い布陣で臨むことができました。事務局・実行委員の活動は,メタバースもしくはWeb上で完結するものがほとんどでしたので,横浜市立大学と東京医療保健大学の2拠点の他はそれぞれのご自宅やご所属など,インターネット環境の安定した場所からの参加協力を可とし,子育て世代が多いメンバーの負担軽減に努めました。また多くの事務局・実行委員の協力を得られたことからできるだけ拘束時間が少なく済むようにもでき,空いた時間には大会コンテンツを楽しんだメンバーもいらしたように伺いました。会期中はオンライン上のチャット機能を用いて随時やりとりを行い,各メインプログラム終了時の人の流入出を共有しながら必要な人員配置・動きについて随時案を出し合い,対面開催さながらのスタッフのやり取りが行われました。事務局長として至らない点が多々あったと思いますが,事務局員・実行委員の皆様の多くの細やかなご協力・ご支援のおかげで全プログラムを無事予定通り終了することができました。本当にありがとうございました。実はアバター同士のやり取りで終わってしまい,お顔を合わせたことのない実行委員の先生方もいらっしゃいます。いつかどこかでお声がけいただけますと幸いです。
最後になりましたが,このような貴重な機会をいただきました叶谷由佳先生に深く御礼申し上げます。先生と一緒に学術集会の運営に携わらせていただくのは,今回が4度目でした。たくさんの成長の機会をいただけましたこと,本当に感謝しております。誠にありがとうございました。

一般社団法人日本看護研究学会
第49回学術集会印象記

京都橘大学
看護学部/大学院看護学研究科
野島 敬祐

「何か面白いことやりたいの,一緒にやりましょう」と叶谷会長にお声をかけていただいたのは,2022年の夏でした。第48回学術集会が開催された愛媛県の会場でお会いした叶谷会長に,次年度の学術集会では完全オンラインで行うことに加え,これまでの方法でなく,バーチャル空間のような何か面白いことをしたいとお話されていました。私は,そのお話を聞いてとてもワクワクしました。無論,私でできることがあれば是非お手伝いしたいと返答しました。
私が企画委員として任せていただいたことは,バーチャル会場の構築でした。そのため,まずは,どのようなバーチャル会場にするかについて,企画委員の先生方と議論させていただきました。その結果,オンラインミーティングで他者の講演を聞くだけでなく,学術集会の参加者同士がコミュニケーションを自由にとれる空間が良いと話していました。そのようなことが実現できるネット上のプラットホームを探して,今回はoVice「オヴィス」を活用することにしました。話すことと見えることを可能にしたoVice「オヴィス」は,近づくと会話ができるなど,まさに現実世界のコミュニケーションのような感覚にしてくれるものでした。会場のレイアウトは,参加者が使いやすく,学術集会の雰囲気に合っている温かい空間になるよう意識して作成しました。途中から,企画委員の打合せも,その会場で行うようになり,実際の会場で議論できることから,とても準備が進めやすいと感じました。これは現実世界ではできないことなので,まさにDX化!と感動していました。
思い返せば,叶谷会長はずっと「DX化していかなきゃいけないのよ!」と仰っていました。看護の可能性の探求がテーマであった会長講演でも,看護の可能性の一つとしてSociety5.0時代におけるICT技術について言及されていました。まさにこの第49回学術集会の在り方が,今後の看護の可能性を表していると納得することができました。それに関連して,私もシンポジウムで「Society5.0時代の看護学教育方法の可能性」をテーマにお話させていただきました。私が話した内容は,仮想空間「メタバース」を活用した看護学教育の未来でした。メタバースはすでに海外の教育分野で浸透していますが,日本の看護学教育においてもその可能性が期待されています。メタバースは,2次元のWeb会議よりも高度なインタラクションやリアルな体験を提供することができるため,看護学生の技術や知識の習得に役立つと考えています。デジタルネイティブである今の看護学生にとって,自然かつ効率的・効果的な学習環境です。一方で,看護学においては,現実世界で実際に対象者が生きることを支える学習も必要であることは言うまでもありません。このような思いで話したシンポジウムでは,各シンポジストの先生方のご発表はもちろん,参加者のご意見も素晴らしく,皆でICT技術を看護教育に取り入れている現状やそれに伴う難しさなど共有することができました。これは私にとって本当に有意義で,楽しい時間でした。
もう一つ印象に残ったことといえば,他分野や多学問との協働を感じることができた学術集会でした。特に工学系と看護の融合については,近年注目されている。今回の学術集会では,連携事業の展開だけでなく,研究教育方法にまで言及されているご発表もありました。
それらを聞きながら,看護学にとって,工学の融合は現代の医療現場における課題解決と革新を促進する鍵となると強く思いました。工学技術の進展により,対象者の健康管理や治療におけるデータの収集,解析が容易となり,看護職者がより効率的かつ精確にケアを提供することが可能となります。例えば,ウェアラブルデバイスの使用は,対象者の生体情報をリアルタイムでモニタリングし,異常時の早期対応を可能にします。また,AI技術を活用したケアロボットは,単純なケア作業を補助し,看護職者の負担軽減につながります。加えて,VR技術を使用したリハビリテーションや,3Dプリンティング技術を駆使したカスタマイズされた医療器具の製造など,工学技術の導入は治療やケアの質の向上にも寄与します。今後の期待としては,この融合により,看護職がより高度な医療判断を下すためのサポートを受け,対象者中心のケアをさらに深化させることができると思います。また,技術の進化と共に,医療現場での人と機械の協働が一層重要となり,それに伴い看護教育においても新しいカリキュラムの導入が求められることになるでしょう。このようにあらゆる可能性を楽しく妄想させてくれる学術集会でした。
本学術集会は,脱・新型コロナ感染になりつつある時代だからこその,学術集会であったと思います。ここに企画委員,シンポジスト,一参加者として関わることができて本当に良い経験となりました。昨年,あの熱い真夏の日に叶谷会長にお声がけいただいたことに大変感謝しております。
さいごに,京都にいる私が企画委員としてご一緒させていただきましたが,今回は打合せも完全オンラインであったため,問題なく参加させていただきました。新型コロナ感染拡大により,様々な経験やICT技術の発達を活かした学術集会であったと思います。その一方で,叶谷会長をはじめ,横浜市立大学の先生方,日本コンベンションサービスの吉村さんと直接お会いしたいという気持ちが強くなっていったのも事実です。

一般社団法人日本看護研究学会
第49回学術集会印象記

横浜市立大学
田辺 有理子

2023年8月19日(土)から20日(日)にかけて第49回学術集会が開催され,私は叶谷由佳大会長のもとで企画委員としてかかわらせていただきました。この数年で次々に新しいシステムが導入され,オンラインの活用やオンデマンド配信,会場での対面とオンラインのハイブリッドなど学術集会の開催方法が多様になりました。そのなかで本学術集会は,完全オンラインによる開催でした。オンライン上で参加者同士が交流できるよう工夫を凝らし,メタバースを導入した新たな試みでした。参加者の皆さまも,自分のアバターでオンラインの会場を画面上で移動しながら参加するという,何とも不思議な体験をされたのではないでしょうか。大会テーマは「看護の可能性の探究」です。プログラムに並ぶ新たな可能性を探るテーマに加え,この新しい開催方法にも可能性を感じ,参加者の皆様が新しいシステムに柔軟かつ果敢に挑んでいく姿に,看護師の探究の姿勢を重ねました。参加者同士で「最先端だね」「ついていけないわ」などという挨拶が聞こえてきましたが,学会初日は手間取っていた操作も2日目には使いこなせるようになっていました。参加者のアバターは名前の表示に加えて様々な動物のイラストがついており,参加者自身が写真やイラストを表示することもできました。「著名な先生もアバターになると親しみやすい」との感想も届きました。本学術集会では,アバターが相手のアバターに呼びかける機能がありました。リアルな空間であれば相手の肩をトントンと叩いて声をかけるようなイメージです。私も名前の表示で知り合いの先生を見つけて,このトントン機能を使って久しぶりに挨拶させていただいたり,ポスターセッションで質問したりと,賑やかなリアルの会場にいるような体験をすることができました。
プログラムは,大会長講演をはじめ,特別講演,教育講演が3題,研究方法セミナー3題,シンポジウム3題,特別企画,公開セミナー,学会委員会企画6セッションなど,充実した内容でした。オンデマンド配信があることで欲張って多くの講演を視聴できるのも,オンライン化が進んだ恩恵でしょう。一方で当日に参加するメリットとして,臨場感のあるやり取りをライブで味わえることがあげられます。講演や発表のあとに座長や参加者と繰り広げられる質問やコメントは,大変興味深いものです。当日に参加できた基調講演では,三井さよ先生(法政大学)の「生活モデル化における看護職」の講演を拝聴しました。わが国の医療は「疾患の治癒」に重きを置く医学モデルに基づく医療から,「生活の質」に重きを置く生活モデルへと転換し,サービス供給体制も地域で包括的なケア提供を目指すシステム構築が推進されています。この流れのなかで,看護職の位置づけも変化しています。社会学の観点から看護職がどのように見えているのかについて,軽快な語りの興味深い内容に惹き込まれました。質疑応答の時間には,地域における支援や介護,急性期病院における看護における政策の方向性について,ケア提供者の視点のみならず,ケアを受ける側の視点にたった支援職の育成について専門職教育および制度設計への期待へと示唆に富むやりとりが繰り広げられ,刺激を受けました。
発表の場として「精神に病をもつ人の看取り」をテーマに交流集会の1枠をいただきました。精神科においても患者の高齢化が進み,看取りを見据えた支援が求められています。精神疾患と身体疾患の併発,症状管理の難しさから地域移行が進まないケースがあります。長期の入院では,看護師は患者の生活に長く寄り添い,家族にも近い関係性が形成され,患者が最期を迎えた時には看護師が伴走者の役割を担うこともあります。終末期に向けた意思形成や意思決定,その表明には日ごろからの対話が不可欠ですが,精神科においては非自発的な入院や代理行為などによって患者の意思決定が妨げられる場合があり,また看護師が患者に「死」の話題をなげかける抵抗感,医療チームの葛藤などの課題を抱えています。これから対応を迫られる精神科における看取りについて,精神看護専門看護師の仲間で議論を重ねてきました。この交流集会を企画するにあたり,どのような領域の参加者が想定されるのか何人の参加があるのか,予想がつかないなかで,それでも参加者との対話を重視した挑戦的な時間配分で当日を迎えました。初日午前のプログラムでしたが予想以上に多くの方が参加してくださり,フロアからの話題提供もありました。看取りは精神科では身構えてしまう看護師も多いテーマですが,診療科によっては身近であり,様々な立場の研究者や実践者が参加する学会ならではという意見交換ができ,企画者にとっても気づきの多い有意義な交流集会となりました。
本学術集会は完全オンラインでの開催だったため,参加者の皆様には見えなかった裏側についても一部を紹介します。対面開催であればいくつかのフロアを行き来するところですが,学術集会の会場はパソコンの画面上ですべての会場が見渡せる構成になっていました。会場の入り口からメインの会場をどこに配置するのか,並行して進む口演発表や交流集会の会場,示説の会場,打ち合わせルーム,学会デスク,企業展示,情報提供のコーナーなど,事務局担当者が知恵を絞って作り上げたオリジナルの会場です。また多くの講演のほかに一般演題で口演84演題,示説145演題の発表がありました。学会での発表や座長に慣れた先生でも発言の操作には緊張感があり,担当の発表群を終えて安堵される様子がありました。当日はオンライン上の各会場で実行委員が発表者や座長をサポートし,発表の動画を手動で再生していました。裏側で参加者の皆様をサポートする運営委員の緊張を傍に感じながら,パソコンの画面上には数百のアバターが全国から参加し交流する様子を見て胸が熱くなりました。
学術集会の運営にかかわる機会をいただき,また参加者として発表の機会をいただきましたこと,大会長をはじめ事務局,企画委員,運営委員,協賛いただいた皆様,そして学術集会を盛り上げてくださった参加者の皆様に心より感謝申し上げます。

写真はメタバース会場の様子(左は口演会場と交流集会,右はポスターセッション)

第50回学術集会開催のご挨拶

一般社団法人
日本看護研究学会第50回学術集会
会長 上野 栄一
(奈良学園大学保健医療学部 学部長)

一般社団法人日本看護研究学会第50回学術集会を令和6年8月24日(土),25日(日)に奈良県コンベンションセンターにて開催させていただきます。
本学会は,1970年,教育学部特別教科(看護)教員養成課程を持つ熊本・徳島・千葉・弘前の4国立大学で連絡協議会を発足し,1975年に第1回四大学看護学研究会を徳島大学において開催しました。広く看護学の研究者を組織し,看護学の教育,研究および進歩発展に寄与することを目的に発足した歴史のある学会です。
半世紀の歴史をもつ学会の第50回という節目に当たります本学会のテーマは「発祥の地から未来を拓く看護研究」としました。
奈良県は,日本のほぼ中央部に位置し,ユネスコの世界遺産に登録されるなどの国宝が多数ある古都です。東大寺,忍性(鎌倉時代:ハンセン病患者などの救済に尽力した),鑑真(奈良時代:悲田院を設立,漢方医学の伝授,唐招提寺を建立)などが活躍した地でもあり,看護の原点となるケアの発祥の地であります。
2019年から国内外に多大な影響をもたらした新型コロナウイルス感染症の対応の中で,IT,Dx,AIなどの発展が加速してきました。学会の開催方法もオンライン開催やハイブリッド開催などをとってきましたが,第50回学術集会は,久しぶりに対面形式で開催いたします。
テーマ「発祥の地から未来を拓く看護研究」のごとく,これまでの研究学会を振り返り,未来に向けた研究に橋を架ける学会になるよう企画いたしました。これまでの活動を受け継ぎながら,実践研究活動推進ワーキングの取り組みや英文誌編集など,今後の学会活動の活性化に向けた事業が本学会でなされています。看護研究が未来を拓くという本学会の向かう方向を共有できると考えております。
学術集会のプログラムは,東大寺長老 森本公誠 氏によるご講演をはじめ,様々な分野からご講演をいただき,社会における看護の役割や今後について学び深めることができるように考えました。
JSNR50周年記念事業として50周年記念座談会が行われます。山口桂子先生,工藤せい子先生,深井喜代子先生,佐藤正美先生,吉永尚紀先生にご登壇いただくことになっています。併せて,プロの演奏家をお招きして開催する50周年記念祝賀懇親会も是非お楽しみください。
その他,交流集会,一般演題口演・示説発表があります。会員の皆様にはこの1年間の研究成果をご発表いただき,次につながる研鑽の場にしていただきたいと思います。
それぞれの会場における活発な議論を通して有意義な2日間になりますよう,スタッフ一同万全の準備をして皆様のご参加をこころよりお待ちしております。