学会からのお知らせ
日本看護研究学会主催から会員の皆様に向けて情報を発信しております。
第125号 (2023年4月20日発行)
一般社団法人日本看護研究学会 2022年度第1回理事会 議事録
日 時 |
2022年5月22日(日)10:00~12:00 |
会 場 |
オンライン会議システム(Zoom)によるオンライン会議 |
出席者(敬称略) |
理事長:深井喜代子,副理事長:浅野みどり
理 事:阿部幸恵,岡美智代,国府浩子,小松万喜子,佐藤正美,佐藤洋子,塩飽仁,祖父江育子,中西純子,布施淳子,前田ひとみ,森千鶴,矢野理香,若村智子
監 事:稲垣美智子,西田真寿美 |
欠席者(敬称略) |
副理事長:鈴木みずえ
理 事:川口孝泰,工藤美子,工藤せい子,法橋尚宏,高見沢恵美子 |
陪 席(敬称略) |
竹下清日(ガリレオ社) |
議事進行 |
理事長 深井喜代子 |
書記 |
矢野理香 |
資料
01 会員数の動向
02 編集委員会資料
03 次期役員候補者について
04 2021年度決算について
05 2021年度会計監査報告について
06 2022年度予算案について
07 地方会 2021年度活動報告・決算報告,2022年度活動計画案・予算案について
08 第48回学術集会 特別講演講師費用支援金について
09 オンライン会議手当の支給に関する申し合わせについて
10 入会申し込み理事会承認
1.議事録の確認
2021年度第5回理事会
2.報告事項
1)会員数の動向(資料1)(深井理事長)
2)委員会報告
(1)編集委員会(資料2)(深井理事長)
(2)奨学会委員会(委員長 阿部理事)
-
2021年度奨学会奨学金受給者の発表は,第49回学術集会にて行う。
(3)学会賞・奨励賞委員会(委員長 阿部理事)
-
2020年度学会賞・奨励賞受賞の表彰は,第48回学術集会時に開催する会員総会後に時間を取ってもらうことになる。
(4)将来構想検討委員会(委員長 深井理事長)
-
監事より,中長期的に新たな事業計画を立て,会員に見える形で予算化し,特別委員会などを立ち上げて,学会の発展のために事業を実施していくことも必要であるとの意見があったので,今後検討していきたい。
(5)研究倫理委員会
(6)国際活動推進委員会(委員長 岡理事)
① 今年度の学術集会における交流集会の登録を行った。南オーストラリア大学の教授に講演を依頼するための準備を進めている。
② 国際活動に関するアンケート調査に関して,研究倫理審査委員会にて承認を得て,調整を進めている。計画している予算内で進めることが可能と判断している。今後アンケート調査の協力を会員各位に依頼するので,協力をお願いしたい。
(7)大規模災害支援事業委員会(委員長 中西理事)
-
福島,東北での地震の発生があり,注視していたが,早期の復旧がなされ,今のところ大規模災害の範囲には該当しないと判断しているが,東北地域の状況を今後も確認していきたい。理事会においても,東北地方の災害状況について情報共有を行ったが,今のところ,大きな問題にはなっていないことが確認された。
(8)広報委員会(委員長 塩飽理事)
-
4月連休前に,看護理工学会学術集会のお知らせバナーを作成し,学会ウェブサイト上で広告した。本学会の会員であれば演題登録可能とのことである。英語版のページは,理事長挨拶と各委員会の紹介記事を集約し,今後掲載予定としている。
(9)看保連ワーキング(浅野副理事長)
-
5月6日が,2024年の診療報酬改定・介護報酬改定に向けた意向調査の締め切りであった。医療技術提案書の提出は,本学会からはなかった。
-
診療報酬改定の要望に関しては,障害児と高齢者のワーキングについて要望書を提出した。
(10)実践研究活動推進ワーキング(若村理事)
-
「仲間と研究をつなごう会」をオンラインで継続的に開催しているが,3月4日に第4回を行った。3月11日17時から「研究室をのぞいてみよう」を実施した。
-
第3回から「仲間と研究をつなごう会」では,毎回5名程度,非会員の方も参加している。うち1名から入会希望があり,手続きを行った。今後,会員増加にも寄与できる面もあるのではないかと期待する。第48回学術集会の交流集会にも登録した。
3)関連会議
(1)日本看護系学会協議会(浅野副理事長)
-
5月14日に意見交換会があった。総会決議書への回答について書面で行う。
-
将来構想委員会のプロジェクトが立ち上げられたことについて報告があった。APNに関する調査が実施されたことについて報告された。
-
ホームページの改修について,アーカイブがない,スマホ対応になっていないなどの課題が出されたことが報告された。
(2)日本看護系学会協議会 災害看護連携会議(浅野副理事長)
-
4月1日時点で,防災学術連携体から,防災の動画作成に協力できる学会の募集があった。
-
昨日13-16時で,日本学術会議のシンポジウムがあり,「ポストコロナ時代に求められる看護系人材」が開催された。非常に興味深い講演があったことについて報告された。
-
日本看護研究学会として,看護科学の発展,実践に貢献することの立ち位置をどうするか,どの程度,協議会などに貢献できるかを検討していくことが必要と考えるとの意見があった。
-
JANAの社員の条件48学会は,個人の会員数が100人以上の看護系学会で,以下の全ての条件を満たすこととなっている。看護学分野における学術研究の向上発達を図ることを目的としている,研究者の実質的集まりで,看護学研究者が会員の半数以上であることとなっており,この看護学研究者をどう定義するかで変わってくる。社員の定義は今後行っていく必要があるのではないかと考える。
4)第48回学術集会について(中西第48回学術集会会長)
-
ハイブリッドで実施予定である。
-
現在,演題の群わけ,座長の割り付けを行っている。
-
一般198演題,一般交流集会10演題,委員会からの交流集会4演題の登録がある。
-
5月23日には採否の通知を行い,6月3日,HPに各演題の発表日時,会場がわかる内容を公開予定である。
-
参加は,下記3段階としている。
①7月22日,早期一般参加の事前登録締め切りになっている。
②8月8日~20日までは,第2次登録期間とする(オンラインのみ)。
③現地参加は,当日も参加登録可能である。
-
参加登録は,現在90名で,今後会員への案内をメールなどで行っていく予定である。
-
会員総会は1日目の昼休みで計画する。
5)地方会の活動について
6)次期役員候補者について(資料3)
7)その他
3.審議事項
1)2021年度決算について(会計担当 国府理事)(資料4-0~4-6)
-
資料に基づき,一般会計,奨学会特別会計,選挙事業積立金特別会計,災害支援特別会計,第47回学術集会特別会計において,その具体的使途について報告があり,承認された。将来においても学術集会の特別会計の運用については,会計担当理事と逐次相談しながら進めていくことが確認された。
2)2021年度会計監査報告について(西田監事・稲垣監事)(資料5)
-
報告書に基づき,監査結果,会計調査報告および監事からの前述の意見(将来構想検討委員会の参照)について報告があり,承認された。
-
コロナ禍の中,精力的に活動をしていること,新規事業の活性化など少しずつ目に見える形で進んでいることを評価する。一般会計の繰越金の有効活用,会員の還元について,計画的に進めることについては,引き続き今後も期待したい。
3)2022年度予算案について(会計担当 国府理事)(資料6)
4)地方会 2021年度活動報告・決算報告,2022年度活動計画案・予算案について(資料7)
-
資料に基づき,各地方会の活動などについて報告があり,承認された。
-
北海道(矢野)
-
東海(代行 深井理事長)
-
近畿・北陸(若村理事)
本学会において貢献いただいた近田敬子先生がご逝去されたことについてご報告があり,本学会にご貢献いただいたことを感謝し,ご冥福をお祈りしたい。
-
中国・四国(中西理事)
-
九州・沖縄(国府理事)
5)第48回学術集会 特別講演講師費用支援金について(中西理事)(資料8)
-
資料に基づき,説明があり,講師費用支援金として105,000円の支援について承認された。
6)オンライン会議手当の支給に関する申し合わせについて(資料9)
-
オンライン会議手当の支給に関する申し合わせ(案)について説明があり,承認された。オンライン会議1回につき,一律1,000円とすること,支給対象,支給方法について承認された。
7)その他
①入会申し込み理事会承認(深井理事長)(資料10)
②その他
-
深井理事長より,下記の提案があった。
今後,さらに活発な活動をして繰越金を会員に有効活用していくことが重要となる。今後計画的に実施していくためには,特別委員会などを設置していくことを次期役員会に託したい。1点目は,英語のホームページを充実させる。2点目は第1回1975年に徳島で学術集会が開催され,2025年は50周年記念の年となる。この事業をぜひ検討いただきたい。記念冊子の作成をすることも一つではないかと考える。
以上
一般社団法人日本看護研究学会 2022年度定時社員総会 議事録
日 時 |
2022年6月4日(日)10:00~10:30 |
会 場 |
一般社団法人日本看護研究学会事務局 会議室
(〒170-0013 東京都豊島区東池袋2丁目39-2 大住ビル401) |
議事進行 |
理事長 深井喜代子 |
陪 席(敬称略) |
浅野みどり,鈴木みずえ,矢野理香,竹下清日 |
書記 |
矢野理香 |
資料
2022年度定時社員総会資料
I.開 会
1.会議成立の報告
開会に際し,議長により本社員総会に対する書面表決による出席者数が135名(総社員数150名)となっていることが報告され,定款第27条の規定により出席した社員の議決権の過半数(特別決議においては総社員の2/3以上)をもって決議を行うことが宣言された。
II.議 事
報告事項
-
会員数の動向について
-
第7回評議員・役員選挙(2021年度)について
-
第48回学術集会について
-
第49回学術集会について
-
地方会の活動について(北海道,東海,近畿・北陸,中国・四国,九州・沖縄)
上記報告事項1~5について,社員からの書面による意見・質問等を確認した。地方会のない地域について会員数増に寄与するような活動の検討が必要であることが確認された。
審議事項
第1号議案 2021年度事業報告について
書面表決を集計の結果,賛成135名,反対0名となり,過半数の賛成をもって本議案は可決された。なお,社員から書面により寄せられた意見・質問はなかったことも確認された。
第2号議案 2021年度一般会計・特別会計決算,監査報告について
書面表決を集計の結果,賛成135名,反対0名となり,過半数の賛成をもって本議案は可決された。なお,社員から書面により寄せられた意見・質問はなかったことも確認された。
第3号議案 2021年度学会賞・奨励賞推薦について
書面表決を集計の結果,賛成135名,反対0名となり,過半数の賛成をもって本議案は可決された。なお,社員から書面により寄せられた意見・質問はなかったことも確認された。
第4号議案 役員の選任について
1)1期目が終了した理事・監事の再任について
2)2021年度選挙で選出された新理事候補者の理事就任について
3)理事長推薦の新理事候補者の理事就任について
4)理事長・副理事長・常任理事就任について
5)新監事候補者の監事就任について
書面表決を集計の結果,1),5)は賛成135名,反対0名,2),3),4)は賛成134名,反対0名となり,過半数の賛成をもって本議案は可決された。なお,社員から書面により寄せられた意見・質問はなかったことも確認された。
第5号議案 名誉会員の推薦について
書面表決を集計の結果,賛成134名,反対0名となり,過半数の賛成をもって本議案は可決された。なお,社員から書面により寄せられた意見・質問はなかったことも確認された。
理事会報告
-
2022年度事業案について
-
2022年度予算案について
-
奨学会研究費授与について
上記報告事項1~3について,社員からの書面による意見・質問等はなかったことが確認された。
以上
一般社団法人日本看護研究学会 2022年度第1回臨時理事会 議事録
本理事会は一般社団法人日本看護研究学会定款第23条第2項に基づき理事総数22名および監事2名全員の同意により開催された。
下記の議案に関して,理事全員が同意書もしくは電磁的記録により同意の意思表示をするとともに,各々の監事からは異議が述べられなかったため,定款第23条第2項に基づき,各議案を可決する旨の理事会の決議があったとみなされた。これを証するため,本議事録を作成する。
日 時 |
2022年8月19日(金) ※本理事会の決議があったとみなされる日 |
会 場 |
書面による |
出席者 |
【理事】 浅野みどり理事長,安藤詳子副理事長,前田ひとみ副理事長,宇佐美しおり理事,遠藤みどり理事,岡山久代理事,勝山貴美子理事,叶谷由佳理事,小松万喜子理事,佐伯由香理事,作田裕美理事,佐藤正美理事,塩飽仁理事,中西純子理事,長谷川真澄理事,布施淳子理事,法橋尚宏理事,三橋睦子理事,森千鶴理事,矢野理香理事,山勢博彰理事,若村智子理事
【監事】稲垣美智子監事,任和子監事 |
議 案 |
第1号 委員会委員案(任期:理事会承認日~2024年度開催定時社員総会終結のときまで)について,別紙資料1のとおりとすることを承認する。
第2号 専任査読委員案(任期:理事会承認日~2024年度開催定時社員総会終結のときまで)について,別紙資料2のとおりとすることを承認する。 |
議事録作成に係る職務を行った理事氏名 |
矢野理香 |
一般社団法人日本看護研究学会 2022年度第2回理事会 議事録
日 時 |
2022年8月26日(金)18:00~20:00 |
会 場 |
ハイブリッド方式
松山コミュニケーションセンター研修棟 第8・9会議室
オンライン会議システム(Zoom)によるオンライン会議 |
出席者(敬称略) |
理事長:浅野みどり,副理事長:安藤詳子,前田ひとみ
理 事:宇佐美しおり,遠藤みどり,岡山久代,小松万喜子,佐伯由香,作田裕美,佐藤正美,塩飽仁,中西純子,長谷川真澄,布施淳子,法橋尚宏,三橋睦子,森千鶴,山勢博彰,若村智子,矢野理香
監 事:稲垣美智子 |
欠席者(敬称略) |
理 事:叶谷由佳,勝山貴美子
監 事:任和子 |
陪 席(敬称略) |
竹下清日(ガリレオ社) |
議事進行 |
理事長 浅野みどり |
書記 |
矢野理香 |
資料
01 会員数の動向
02 和文誌編集委員会
03 英文誌編集委員会
04 看保連ワーキング
05 第48回学術集会について
06 第49回学術集会について
07 2023年度奨学会研究募集について
08 入会申し込みについて
1.議事録の確認
2022年度第1回理事会 前理事会の構成員で確認予定
2022年度第1回臨時理事会(書面) 未回答者がいるので,まだ承認に至っていない。
2.報告事項
1)会員数の動向(資料1)(前田副理事長)
2)委員会報告
(1)和文誌編集委員会(資料2)(委員長 佐伯理事)
(2)英文誌編集委員会(資料3)(委員長 法橋理事)
(3)奨学会委員会(委員長 小松理事)
-
7月6日に委員会を開催した。2023年度の奨学会研究募集要項の審議を行った。理事より大学院生の応募ができるように,応募資格の会員歴の見直しを検討してほしいという意見があったが,検討の結果,今回は応募資格を変更せずに進めるという結論に至った。必要あれば,2024年度分からの検討としたい。
(4)学会賞・奨励賞委員会(委員長 長谷川理事)
- 明日の総会後に表彰式を予定している。学会賞1名,奨励賞5名。
(5)将来構想委員会(委員長 浅野理事長)
-
8月8日に会議を行った。
-
今後,必要時ワーキングを設置し,評議員を含めてメンバーを追加する可能性もある。
-
将来構想事業基金の設置について前理事長から意見をもらっているので,今後継続検討する。
-
また,2025年が50周年となるので,50周年記念事業を検討していく予定である。過去の記念事業を確認したところ下記のような状況であった。
40周年:学術集会において雅楽のイベントを開催
30周年:記念号の発刊(座談会,投稿論文の分析,編集活動,学術集会等を掲載)
20周年:編集委員会を中心に投稿の動向などをまとめている。
-
今後,記念事業の内容として,どの様な論文が投稿されているか論文,学会発表の分析,記念座談会,記念誌なども含めて検討する。
(6)研究倫理委員会(委員長 森理事)
-
8月5日に会議を行った。
-
研究倫理審査委員の推薦を行っている段階で,まだ決定していない。
-
来年度の学術集会にて交流集会(大学と臨床との共同研究,臨床における研究の倫理的課題等)の実施を検討している。
-
利益相反の申請について,前年度と同様,事務局から連絡をし,回収する方法を検討している。
(7)国際活動推進委員会(委員長 若村理事)
-
実施した国際活動の現状とニーズに関する実態調査の結果を集計している。調査に協力してくれた会員のうち,43名の方から協力の申し出があったので,一緒に活動することを検討する。
-
11月12日13時からDNPの活動について,ハワイ大学の先生によるリアルタイム講演会を実施したいと考えている。
(8)大規模災害支援事業委員会(委員長 中西理事)
-
東北地方で災害が発生しており,被災された状況を確認し,事業の対象とするかどうかを検討する予定である。
(9)広報委員会(委員長 塩飽理事)
-
HPの英語版の充実について
-
英語のサイトを作成し,まずは,理事長挨拶,学会の沿革,委員会紹介,JINRへのリンクを公開した。
-
英語の入会ページも今後検討を予定している。
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日本語のページについても,沿革(日本語)等の改訂を実施した。
(10)看保連ワーキング(安藤副理事長)
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委員長の叶谷理事欠席のため,安藤副理事長より,資料4に基づき説明があった。
(11)実践研究活動推進ワーキング(佐藤理事)
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「仲間と研究をつなごう会」は,昨年度4回実施した。今年度も,4回実施で日程をすでに決めている。オンラインで継続的に開催する予定である。
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「研究室をのぞいてみよう」は昨年度開催の際に非常に好評であった。60名近く参加。次回は,前田ひとみ副理事長の研究室を予定している。
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今後は,地方会にも,声をかけてつないでいきたいと考えている。
3)関連会議(浅野みどり理事長・安藤副理事長)
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日本看護系学会協議会(JANA)および日本学術会議についてはメールで情報を配信している。JANAと日本学術会議からの連絡に重複があり,情報の整理が課題になっている。
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HPに関連学会のリンクを張って,自分で情報を検索してもらうことも検討している。
4)第48回学術集会について(中西第48回学術集会会長)
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ハイブリッドで実施する。8月20日時点で,事前申し込み870名である。
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学生ボランティア+その他のスタッフで約200名が協力してくれている。
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コロナにより,教育講演の演者の方が,すべてライブでの配信になった。
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社会貢献プログラム:中学生を対象としたものについては延期とした。
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市民公開講座については,無料のYouTube配信とあわせて,感染予防に十分に配慮した座席配置を検討する。
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従来は学会誌第3号を学術集会開催時に抄録集として公開していたが,今年度からは,学術集会の抄録集は学会誌とは別に公開し,後日,演題取下げ等の変更を反映したものを学会誌3号として発刊とすることになっている。
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また,内容は参加者以外の方も見ることができるようになっている。
資料に基づき,日本看護学教育学会と本学会への抄録の2重投稿について匿名で通報があったことについて説明がされた。
本件について,理事長と相談し,塩飽前学術集会会長にも照会のうえ,発表者に目的や結果・考察の変更を依頼した。抄録の修正はされたが,結果として今回は,発表者からの申し出により発表を取り下げることに至った。
5)第49回学術集会について(若村理事)
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叶谷学術集会会長欠席のため,若村理事より別紙に基づき,説明された。
6)地方会の活動について
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学会で有しているZoomを地方会にも活用できるようにする。
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地方会から申し出があり,本会での利用と重複していなければ,貸し出すことも可能である。Zoomにアクセスする際のパスワードは地方会の利用ごとに再設定を行う。
7)会員総会について
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資料に基づき報告された。当日,出席の理事は全員壇上に着席することとする。
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名誉会員の承認を審議する予定。
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議長は中西学術集会会長が行う。
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総会後,学会賞表彰式,奨励賞表彰式を予定している。例年の順で発表し,会場に来ている方1名のみ表彰することを予定している。司会進行は,安藤副理事長が行う。
3.審議事項
1)2023年度奨学会研究募集について(委員長 小松理事)
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募集要項,申請書類について説明があり,承認された。
-
学生向けの研究奨励については,今後,継続して委員会での検討課題とする。
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申請書の押印の必要性についても,検討をしてほしいという意見があった。
2)Outstanding Reviewer Awardsについて
-
査読者がなかなか決定しない状況への解決策の一つとして,Outstanding Reviewer Awardsの制度を新設したい。選考内規は次回の理事会で決定する。
-
Outstanding Reviewer Awards設置について審議が行われ,承認された。また,表彰だけでよいのかなどについては,今後検討する。
3)その他
①入会申込者:承認
②今後の理事会議開催日程について
11月28日(月)18時~,2月21日(火)18時~を予定する。
③学術集会における銀行口座の開設について
第49回学術集会の叶谷学術集会会長から,口座開設が難しいことの相談があった。事務局で学術集会用の通帳を2通作成し,使用することは可能である。なお,学術集会事務局で独自に作成したい場合には,許可することとする。ルール作りをしっかりすることで問題ないと考えるので,事務局の方で準備していく。
一般社団法人日本看護研究学会 2022年度会員総会 議事録
日 時 |
2022年8月27日(土)12:30~13:10 |
会 場 |
松山市総合コミュニティセンター キャメリアホール(第1会場) |
理事長挨拶
会員総会をはじめるに当たり,浅野みどり理事長から挨拶があった。
議 長 |
定款 第7章 会員総会 第29条(会員総会)
3.会員総会の議長は,その年度の学術集会会長が当たる。
第48回学術集会会長 中西純子 氏 |
書記の任命
引き続き,評議員から2名の書記の推薦・任命が行われた。
福田美和子 評議員
細田泰子 評議員
総会成立の確認
定款 第7章 会員総会 第29条(会員総会)4.会員総会は会員の10分の1以上の出席がなければ議事を開き議決することはできない。に基づき,会員総会成立の確認がなされた。
会員総数 |
5,500名(8/26現在) |
欠席委任状 |
782名(8/26現在) |
議決権行使 |
130名 |
当日出席者 |
39名 |
出席者と欠席委任状の総数は951名で,会員の10分の1(550名)以上の出席(欠席委任状含む)があった。
議事事項
報告事項
1.会員数の動向について
矢野理香理事より,2022年4月1日現在,一般会員総数5,419名(8月26日現在5,500名)。内,正会員5,346名,学生会員58名であることが報告された。
2.2021年度事業報告
浅野みどり理事長より,資料3~4頁に基づき事業報告があった。
3.2021年度決算報告
1)会計報告
布施淳子会計担当理事より,資料5~28頁について会計報告があった。7頁の一般会計正味財産増減について,プラス要因として会費納入が順調であったこと,学術集会の繰入金,雑収入として英文誌投稿料があったことに伴う関連経費の説明があった。選挙事業積立金特別会計,災害支援特別会計は,概ね予定通りであったことの説明があった。ホームページ英語版の作成が諸般の事情により進まなかったことから支出が少なかったことの説明があった。
2)監査報告
浅野みどり理事長の代読により,資料29頁に基づき,2021年度決算について適正であった旨の監査報告が西田真寿美監事と稲垣美智子幹事よりあったことを報告された。監査意見として,いずれも適正であること,不正行為や法令又は定款に違反する重大な事実はないことを認められた。また,繰越金が1億円を超える金額となっており,会員サービスの向上を期待する旨が報告された。
また,資料30頁にある税理士 金子和寛氏による会計調査報告書について,浅野みどり理事長の代読にて報告された。
4.第7回評議員・役員選挙(2021年度)について
浅野みどり理事長から資料31~32頁に基づいて評議員選挙の結果と理事候補者選挙について報告があった。
5.2022年度事業計画について
浅野みどり理事長から資料33~34頁に基づいて事業計画の報告があった。
6.2022年度予算について
布施淳子会計担当理事より,資料35~41頁に基づいて予算報告があった。
7.奨学会研究助成について(2022年度)
浅野みどり理事長より,2022年度奨学会研究助成授与者として,田丸朋子氏が決定したことが報告された。
8.学会賞・奨励賞選考について(2021年度)
浅野みどり理事長より報告があった。
1)2021年度学会賞について:1名が選考された。
2)2021年度奨励賞について:5題が選考された。
9.第48回学術集会について
浅野みどり理事長より,第48回学術集会(学術集会会長:中西純子氏)「実践と研究の往還で紡ぐ─看護の知」の概要について報告があった。
10.第49回学術集会について
浅野みどり理事長より,第49回学術集会(学術集会会長:叶谷由佳氏)が2022年8月19日,20日に完全WEB開催の予定であることが報告された。
11.地方会の活動について
浅野みどり理事長より,各地方会において活動が活発に行われている旨が報告された。
12.編集委員会規程について
法橋尚宏理事より,資料67~69頁に基づいて編集委員会規程の変更について報告された。編集委員会規程を和文誌編集委員会規程,英文誌編集委員会規程に分離したことを説明された。英文誌編集委員会規程第3条に非会員も編集員に含む条項を加えた。
13.その他
浅野みどり理事長より,事前質問2件について説明された。
質問1: 将来構想委員会の活動が見えにくいという意見があり,ホームページに会員からの意見を募り,見える化をすることを説明された。
質問2:学術集会のハイブリッド開催を継続して欲しいという意見があった。
審議事項
1.名誉会員の承認
安藤詳子副理事長より理事会において推薦された早川和生氏が報告され,承認された。
2.その他
特になし
以上
会員総会終了後に以下の事項が行われた。
-
第49回(2023年度)学術集会会長挨拶
叶谷由佳氏(横浜市立大学)より,第49回(2023年度)学術集会「看護の可能性の探究」について,2023年8月19日,20日に完全WEB開催について説明がされた。
-
2021年度学会賞表彰
安藤詳子副理事長より,高橋智子氏の学会賞受賞が発表された。
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2021年度奨励賞表彰
安藤詳子副理事長より,小林美雪氏,松田光信氏,岡西幸恵氏,井上里恵氏,野中光代氏が筆頭著者である論文の受賞が発表された。松田光信氏に奨励賞表彰状が授与された。
一般社団法人日本看護研究学会 2022年度第3回理事会 議事録
日 時 |
2022年11月28日(月)18:00~21:00 |
会 場 |
オンライン会議システム(Zoom)によるオンライン会議 |
出席者(敬称略) |
理事長:浅野みどり,副理事長:安藤詳子,前田ひとみ
理 事:宇佐美しおり,遠藤みどり,叶谷由佳,小松万喜子,佐伯由香,作田裕美,佐藤正美,塩飽仁,中西純子,長谷川真澄,布施淳子,法橋尚宏,三橋睦子,矢野理香,若村智子,岡山久代
監 事:稲垣美智子 |
欠席者(敬称略) |
理 事:勝山貴美子,森千鶴,山勢博彰
監 事:任和子 |
陪 席(敬称略) |
竹下清日(ガリレオ社) |
議事進行 |
理事長 浅野みどり |
書記 |
岡山久代 |
資料
01 会員数の動向
02-1 一般会計 決算書2022半期
02-2 奨学会 決算書2022半期
02-3 選挙 決算書2022半期
02-4 災害支援 決算書2022半期
03 和文誌編集委員会資料
04 英文誌編集委員会資料
05 研究倫理委員会資料
06 看保連ワーキング資料
07 実践研究活動推進ワーキング資料
08-1 第48回学術集会報告
08-2 第48回学術集会報告
09 第49回学術集会報告
10 第49回学術集会予算
11 「将来構想事業基金(仮名)」設立に向けた検討(案)
12 50周年記念事業ワーキング資料
13 日本看護系学会協議会選挙について
14 日本学術会議会員・連携会員の選考対象者に関する情報提供について
15 入会申込理事会承認
16 2022年度大規模災害支援について
浅野みどり理事長挨拶
1.議事録の確認
2022年度第1回臨時理事会(書面)
2022年度第2回理事会
2022年度会員総会
上記議事録が承認された。
2.報告事項
1)会員数の動向(資料1)(前田副理事長)
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資料に基づき,会員数の動向について報告された。会員数は減少傾向にあるが,シニア層など幅広い世代の新規入会がみられること等が説明された。
2)2022年度上半期 決算・会計監査報告(資料2)(委員長 布施理事)
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布施理事から,資料に基づき2022年度上半期の決算が報告された。これを受けて稲垣監事から,上半期の会計が適切に執行されていることが説明された。
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オンラインの会議では光熱費等の経費もあるため,オンライン会議費として1,000円/1回/1人が支払われる。理事長より,議事録に参加者を明記し,事務局へ会議費を請求することについて説明があった。
3)委員会報告
(1)和文誌編集委員会(資料3)(委員長 佐伯理事)
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資料に基づき,第45巻の編集進捗状況について説明があった。論文投稿ハンドブックについて,会員への周知のためにHPへ掲載する,リンクを張るなどの方向で検討することとなった。
(2)英文誌編集委員会(資料4)(委員長 法橋理事)
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資料に基づき,JINR の編集進捗状況について説明があった。査読者が決まらないこと,剽窃と判断した論文等の現状と対策,2次出版論文の扱い,プレプリント等について説明された。博士論文等のための迅速審査について検討しており,査読期間をなるべく短くするなどの対応をしている。今後も検討していくことが説明された。
(3)奨学会委員会(委員長 小松理事)
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2023年度奨学会研究募集は12月2日が閉めきりで,現在1件の応募がある。
(4)学会賞・奨励賞委員会(委員長 長谷川理事)
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全36編から候補論文を選考している段階であり,次回理事会で報告予定である。
(5)将来構想委員会(委員長 浅野理事長)
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月に1回の委員会を行っている。次の審議事項で検討内容を説明する。
(6)研究倫理委員会(資料5)(浅野理事長)
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資料に基づき,浅野理事長より説明があった。学術集会の演題登録に関する研究倫理のルール作りを行う予定である。
(7)国際活動推進委員会(委員長 若村理事)
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国際活動の現状とニーズに関する実態調査の結果をNLで報告予定である。学術集会でのセッション,講演会等について報告された。
(8)大規模災害支援事業委員会(委員長 中西理事)
(9)広報委員会(委員長 塩飽理事)
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第48回学術集会のHPは閉鎖,第49回学術集会のHPへのリンクを掲載した。各委員会の最新情報,第50回以降の学術集会の開催予定を更新している。学術集会の日程がバッティングしないようにするために,決定次第,早めに掲載するようにしていることが説明された。
(10)看保連ワーキング(資料6)(ワーキング長 叶谷理事)
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資料に基づき,説明があった。本学会の特長を活かして,エビデンスを検証するような研究に他学会と連携して参画する方向で検討していることが説明された。
(11)実践研究活動推進ワーキング(資料7)(ワーキング長 佐藤理事)
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資料に基づき,説明があった。研究者が交流をもてる集会を開催しており好評を得ている。今後も継続していく予定である。
4)関連会議(安藤副理事長)
①日本看護系学会協議会
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医療事故報告の件数について,HPへ掲載する予定である。
②日本看護系学会協議会 災害看護連携会議
③看護系学会等社会保険連合
④日本学術会議
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随時,理事会メーリングリストで情報共有を行っている。
5)第48回学術集会について(資料8-1,8-2)(中西第48回学術集会会長)
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資料に基づき,中西理事から第48回学術集会について説明があった。933名(会員:729 非会員:161 学生:43)うち,現地参加者317名で,1/3が現地での参加であった。今回から,修正や演題取り下げ等を考慮して学術集会終了後に講演集を冊子体で作成することとした。
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次に第48回学術集会特別会計仮決算書案について説明があった。ハイブリッド開催になったことにより,経費が追加された部分もあったが,反対に支出が少なくなった部分もあり,ほぼ赤字にならない決算となった。
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第48回学術術集会で生じた“二重投稿等の疑義問題”に関する対応について,資料に基づき浅野理事長から説明があった。両学会での検討プロセス,発表者への書面での回答内容,通知方法,今後の対応について説明があった。発表演題数が多い中,全てを確認することは現実的に難しい。倫理に関する教育・研修の充実,ルール作りが今後の課題である。
6)第49回学術集会について(資料9)(叶谷第49回学術集会会長)
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資料に基づき,説明があった。完全オンラインで実施予定であるため,参加費は同じくオンランで実施された第47回と同様に設定した。オンライン交流としてメタバース(oVice)を全てのセッションで検討している。
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他学会とのジョイント企画等の検討を進めているが,その場合の講師の旅費や謝金の規定,ジョイント相手の参加費(本学会員でなくても会員扱いの金額にするのか)等,ルール作りが必要である。これに対して,第49回で大枠を決め,継続して検討していくこととなった。
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現在スケジュールの枠をはめ込んでいる段階である。まだ枠を確保しているので,各委員会で企画がある場合には大会長へ連絡をすることとなった。
7)地方会の活動について
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学会のZoomアカウントの使用について,理事会等の本会の使用と重ならない場合には地方会で使用可能であることが確認された。
8)その他
3.審議事項
1)第49回学術集会予算について(資料10)(叶谷第49回学術集会会長)
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資料に基づき,予算の説明があり,承認された。2,000万円までに収まる予定である。
2)英文誌編集委員会(資料4)(委員長 法橋理事)
①Outstanding Reviewer Awardsについて
②査読協力の呼びかけについて
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資料に基づき説明があり,評議員へのScholarOne Manuscriptsへの登録依頼をメールで連絡して,承諾が得られれば登録してもらうことになった。
③ Associate Editor(AE)の追加について
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資料に基づき説明があり,2名が登録されることとなった。
④2次出版に関するGuidelines for Authorsについて
⑤英文誌編集委員会企画セミナーについて
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資料に基づき説明があり,セミナー開催費について承認された。費用は委員会予算内ではあるが,不足分に関しても多少であれば追加配分が可能であることが確認された。
3)2022年度大規模災害支援事業について(資料16)(委員長 中西理事)
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資料に基づき,新型コロナウイルス感染症による経済的困窮者への支援実施について,主に2021年度との変更点が説明された。会員を外して学生のみとすると厳しいのではないか(会費を支払っているのは会員であるため),授業料免除を受けていることを条件とすれば,申請が難しいのではないかという指摘があったが,昨年の申請状況を考慮して,この内容で承認された。理事会後に最終案をメールにて理事に回付し確認する。
4)将来構想事業基金の設置について(案)(資料11)(委員長 浅野理事長)
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資料に基づき,理事長から説明があった。会計担当布施理事から予算の確保が可能であることが説明され,各理事より以下の意見が出された。
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日本看護科学学会でも同様の研究助成(若手への支援)が行われている。そことの違いを明確にする必要がある。審査のシステムを構築するには500万円程度が必要となる(日本看護科学学会での実績)ため,その予算も検討する必要がある。審査基準,成果報告などの規定も検討する必要がある。若手や新人教員への支援の充実,会員以外の臨床の人もメンバー登録可能とするのか等の検討も必要である。
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大枠に関して案が承認された。12月20日までに追加意見を募り,案を修正・継続審議していくこととなった。
5)50周年記念事業WG初回の報告 方向性について(資料12)(ワーキング長 安藤副理事長)
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資料に基づき,説明があった。50周年記念論文賞は,現行の奨励賞との棲み分けはどうするのかという意見が出たが,まだ案の段階なので,検討していくこととなった。引用されている論文数(グーグルスカラーなら可能か?),閲覧数,会員からの評価で選考する等,これまでとは異なる発想で審査することも一案である。10年単位のトレンドの分析などもあると良い。
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12月20日までに追加意見を募り,案を修正・継続審議していくこととなった。なお本WGにおいても,出席者に対して1,000円/1回/1人のオンライン会議費を出すことで承認された。
6)日本看護系学会協議会選挙について:理事・監事の推薦(資料13)(浅野理事長)
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資料に基づき,説明があった。前田副理事長を理事,浅野理事長を監事として推薦することとなった。
7)第26-27期日本学術会議会員・連携会員の選考対象に関する情報提供について(資料14)(安藤副理事長)
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資料に基づき,説明があり,1名の推薦が決定した。6名まで推薦可能であるため,将来構想委員会から追加で個別に打診することとなった。
8)看護系学会等社会保険連合 委員の選出について(ワーキング長 叶谷理事)
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看護技術検討委員会に玉井奈緒先生(横浜市立大学)を委員として選出することで承認が得られた。
9)その他
①入会申込理事会承認(資料15)
資料に基づき,全員が承認された。
②その他
特になし
次回理事会日程
日 時 |
2023年2月21日(火)18:00~21:00 |
会 場 |
オンライン会議システム(Zoom)によるオンライン会議 |