日本看護研究学会主催から会員の皆様に向けて情報を発信しております。
一般社団法人日本看護研究学会選挙管理委員会
委員長 小長谷 百絵
委 員 塚本 尚子
委 員 森 真喜子
会員の皆様におかれましては評議員選挙にご協力いただきましてありがとうございました。評議員の選出は11条からなる評議員選出規程に則り行われました。
まず,令和3年9月30日に本会ウェブサイトで第7回評議員選挙の公示を行い,その後10月29日には選挙投票の手順や投票期間等を書面にて郵送でお知らせいたしました。今回の選挙では会員数に応じて北海道3名,東北4名,関東6名,東京9名,東海12名,近畿・北陸16名,中国・四国11名,九州・沖縄9名の合計70名の評議員を選出いたしました。
さらに新評議員による理事候補者選挙によって選出された北海道,東北,関東,東京,東海,九州・沖縄各1名,近畿・北陸と中国・四国各2名,合計10名の理事候補者が令和4年度定時社員総会で社員の皆様にお諮りし理事として選任される予定です。
かねてより懸案事項でありました投票率ですが,評議員選挙は33.1%(前回より5.5ポイント上昇),理事選挙も80.4%と前回より4ポイント上昇し,第4回から遡りますと右図のように右肩上がりで上昇しています。
第5回の評議員・理事選挙の報告では投票率30%など具体的な目標を掲げる必要性が述べられていたとおり,第7回では評議員の投票率では目標を達成したといえます。
地区別の投票率には差があり,地区別で投票率が30%に満たないのは東京27.9%,中国・四国29.7%で,トップは北海道43.2%,次が東北で41.9%となり,一番低い東京とトップの北海道を比べると15.3ポイントの差があります。
この投票率の差の理由は不明ですが,投票行為は本学会運営への意識の具現化ともいえますので学術集会や研究会誌の活動など研究を基盤とした活動をさらに充実する必要があるといえます。
右肩上がりの投票率の上昇の理由としては,本学会では評議員・理事の選出がインターネットを介したオンライン投票となって既に10年以上経過しましたが,オンライン投票のシステムに看護界全体が慣例化したためとも言えます。今回の第7回の選挙は,COVID-19の感染力とその健康被害に全世界が巻き込まれて初めての選挙でありました。密集という観点から言うと,鍵のかかる小部屋で人と人とが集合し一票一票口頭で確認しながら作業をしていた時代を懐かしく想起するとともに,投票から得票分類,得票数のカウントまでの開票作業が自動化され,正確かつ円滑に作業が進むことに今更ながらオンラインシステムを築いた先の理事の先生への功績に感謝の念を持ちます。
最後に,投票の経過の報告や投票リマインドなど,公平な選挙が実施できるよう選挙管理委員をバックアップして下さった学会事務局に感謝申し上げます。
本理事会は一般社団法人日本看護研究学会定款第23条第2項に基づき理事総数22名および監事2名全員の同意により開催された。
下記の議案に関して,理事全員が同意書もしくは電磁的記録により同意の意思表示をするとともに,各々の監事からは異議が述べられなかったため,定款第23条第2項に基づき,各議案を可決する旨の理事会の決議があったとみなされた。これを証するため,本議事録を作成する。
日 時 | 2021年12月13日(月) ※本理事会の決議があったとみなされる日 |
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場 所 | 書面による |
出席者 |
【理事】 深井喜代子理事長,浅野みどり副理事長,鈴木みずえ副理事長,阿部幸恵理事,岡美智代理事,川口孝泰理事,工藤せい子理事,工藤美子理事,国府浩子理事,小松万喜子理事,佐藤正美理事,佐藤洋子理事,塩飽仁理事,祖父江育子理事,高見沢恵美子理事,中西純子理事,布施淳子理事,法橋尚宏理事,前田ひとみ理事,森千鶴理事,矢野理香理事,若村智子理事 【監事】稲垣美智子監事,西田真寿美監事 |
一般社団法人日本看護研究学会奨学会規程改正および学会ウェブサイトの「奨学会について」のページ修正について,奨学会委員会から提出された改正・修正案を承認する。
第48回学術集会予算案について,12月1日付修正案を承認する。
矢野理香
日 時 | 2021年11月28日(日) 13:00~16:00 |
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会 場 | オンライン会議システム(Zoom)によるオンライン会議 |
出席者 (敬称略) |
理事長:深井喜代子,副理事長:浅野みどり,鈴木みずえ,理事:阿部幸恵,岡美智代,川口孝泰,工藤せい子,国府浩子,小松万喜子,佐藤正美,佐藤洋子,塩飽仁,祖父江育子,高見沢恵美子,中西純子,布施淳子,法橋尚宏,前田ひとみ,森千鶴,矢野理香,若村智子,監事:稲垣美智子,西田真寿美 |
欠席者 (敬称略) |
理事:工藤美子 |
陪 席 (敬称略) |
竹下清日(ガリレオ社) |
議事進行 | 理事長 深井喜代子 |
書 記 | 布施淳子 |
01 会員数の動向
02 2021年度上半期 決算・会計監査報告
03 編集委員会
04 奨学会委員会
05 研究倫理委員会
06 渉外担当報告
07 実践研究活動推進ワーキング
08 第48回学術集会について
09 地方会の活動ついて
10 第49回学術集会の開催方式について
11「 利益相反の管理指針」,「利益相反に関する指針運用のための細則」および「利益相反自己申告(様式2~4)の改定」について
12 研究倫理委員会講演会開催のための追加予算案について
13 主たる事務所の移転について
14 入会申し込み理事会承認
2021年度第3回理事会
2021年度会員総会
2021年度第1回臨時理事会(書面)
資料に基づき説明があった。
稲垣監事から,会議費はWeb会議となり支出がないことになっているが,それぞれの委員が資料出力等の経費を負担している場合があり,それらの予算化の必要性について意見があった。理事長より,この件については将来構想委員会で検討する旨が述べられた。
資料に基づき説明があった。年間投稿数(和文誌約100編,英文誌約50編)が増えてきているので今後予算を増額することが考えられる。
英文誌第1巻(5編以上収載予定)は2月頃に発刊を予定している。
資料に基づき説明があった。第48回学術集会 中西会長より,第48回学術集会での奨学会研究発表予定者の有無の問いがあり,該当者1名について1月に発表の可否を確認することが報告された。理事長より,学会での表彰式の形式はどうなるかは今後の状況により決定することになった。
2020年度学会賞・奨励賞受賞者への賞状等の送付が遅れているが,今後,事務局から発送される予定である。現在,2021年度の学会賞・奨励賞を選考中であり,結果は2月中旬までに理事長に報告予定である。対象論文は32編である。
稲垣監事から提案された委員会開催経費に関する意見について,まずは本委員会で予算化を検討していく。
資料により説明された。COIに関する講演会が好評であったため,再度依頼し12月に会員限定のオンデマンドで配信予定である。
① 第47回学術集会で交流集会「国際活動への第一歩,いまさら聞けない英文投稿のすすめ」を開催した。
② オーストラリア,Griffith大学Wendy Chaboyer博士の講演「Developing and pilot testing complexinterventions」の無料オンラインセミナーを計画している。
新型コロナウイルス感染症による経済的困窮者への支援(1人一律5万円)について,支援対象を47名に決定した。
学会ウェブサイトに記事投稿を実施,また英文のページの増設を準備している。
11月19日(金)15時頃に, 学会ウェブサイトが閲覧できない状況であることが判明した。
調査の結果,第47回学術集会サイトに使用しているWordPressの脆弱性をついたサーバへの不正ファイルの送り込みが原因であると考えられたため,第47回学術集会サイトを削除し,19時過ぎに復旧した。
今後,MovableTypeの保守点検(有償)を正文社に依頼する方向で協議中である。
資料により説明があった。2020年度看保連研究助成採択者からの相談対応を実施した。
資料により説明があった。第47回学術集会の交流集会から「研究仲間を募る会」を実施し,その後,「仲間と研究をつなごう会」につなぎ,今年度中に数回の開催を予定している。
12月22日にワークショップが計画されている。
防災推進大会でシンポジウムに参加し,知見を共有した。今後,これらの知見を本学会でどのように活用していくかが課題である。
資料に基づき説明があった。
12月11日に公開シンポジウムが予定されている他,JANS41でのJANA共催のシンポジウム「『地元創成看護学』の実装─新型コロナウイルス感染症拡大下における看護系大学の活動および地元ステークホルダーとの関係構築と発展」12月5日(日)の情報が提供された。
実施状況の説明があった。参加者2名がZoomに参加できず電話で対応した。学術集会は725名が参加し,オンデマンドの講演視聴回数は1,877回,ウェブサイトの視聴は17,716回であった。運営費は黒字となったため,参加者に仙台の民芸品を郵送することにした。残金は約90万で終了した。後日,詳細を報告する。
資料に基づき説明があった。開催方式は,現地とWebのハイブリットでの開催を考えている。委員会企画がある場合は早めに申し込みをしてほしい。交流集会,市民公開講座,一般演題(口頭)は現地での発表を,ポスターはWebのみで実施と考えている。これからプロモーションを積極的に行う。
理事長より,委員会企画の予算は本会が支払うことが述べられた。編集委員長より,学会誌第3号については取り下げ演題を削除して発行することが意見として述べられ,そのように進めることになった。
東海地区世話人会役員選挙,選挙運営費について報告された。
① 岡理事より,国際活動推進委員会主催の講演会ポスターは作成するか否かについて問いあり,理事長より,HPの帯に流れるようにし,文字情報を広報委員会に送りHPバナーにセットすることになった。
② 岡理事より奨学会規程と学会ウェブサイト掲載の過去の奨学金獲得者一覧に使用している「奨学研究授与者」という表記が正しいものであるかとの問いがあり,奨学会委員会で検討することになった。
資料により説明があった。開催方式を完全Webで開催したい旨が述べられた。当初,パシフィコ横浜会場を予定していたが会場費が高く節約しなければならない。予定では1,500名参加,3千万円予算で計画をしていた。また,企業協賛が難しいなどの理由がある。希望はパシフィコ横浜会場ではなく,大学施設で開催をしたい。
審議により,大会長に一任し,完全Webで開催とし,パシフィコ横浜会場は使用しないことになった。
参加人数1,150名で試算し,ハイブリッドで開催予定である。
予算案の案2を基本にして,事前と当日で金額差をつける方向で検討する。
総額は変えない予算案とする。
総会の開催会場は準備しておく。
和文誌と英文誌の編集委員会を分離する方針で検討することを開始することが承認された。
資料11に基づき,下記の案が提案され承認された。
オンライン講演会を開催するための講師料と動画公開ソフト代の予算を追加。
巣鴨から東池袋に移転する。電話番号は変更する。
移転登記に係る諸経費はガリレオ社が負担することになる。
① 入会申し込み理事会承認(資料14) (深井理事長)
48名について承認された。
② その他
評議選挙を実施中である。リマインドをかける予定である。
12月3日に開票予定である。
今後12月中に評議員就任の諾否確認,1月に理事候補者選挙,2月の理事会で選挙結果の報告を予定している。
※次回 2022年度第5回理事会 2月20日(日)
以上