日本看護研究学会主催から会員の皆様に向けて情報を発信しております。
一般社団法人日本看護研究学会選挙管理委員会
委員長 村井 文江
委 員 北川 公子
委 員 小長谷 百絵
第6回評議員および理事選挙を無事に終え,評議員70名および理事候補者10名を,北海道,東北,関東,東京,東海,近畿・北陸,中国・四国,九州・沖縄の地区毎で会員数に応じ選出いたしました。評議員の数等については,末尾の表でご確認ください。新評議員の方々には,2020年度定時総会にご出席いただき,その場で理事の選任手続きとなります。
前回の評議員・理事選挙から引き継いだ選挙に関する課題が2つほどありました。1つは,投票率,2つめは白票数についてです。これらについて振り返ってみることとします。
投票率については,今回,評議員選挙27.6%,理事選挙76.4%でした。前2回の投票率をみますと,第4回評議員・理事選挙は,評議員選挙16.6%,理事選挙68.2%,第5回評議員・理事選挙は,評議員選挙24.3%,理事選挙61.0%であり,回を追うごとに投票率が上昇しています。第5回評議員・理事選挙を終えての報告では,評議員選挙における投票率30%を目指すというような具体的数値を掲げて方策をとる必要があるのではないかということが記されています。この報告を踏まえ,今回は戦略的にすべきところでしたが,実際は,評議員選挙で2回,理事選挙で1回のリマインドメールを送ったにとどまっています。したがって,この投票率の増加は,選挙管理委員会の工夫というよりは,会員の選挙に対する意識が高くなってきている現れと考えます。しかし,国政や地方選挙では,投票率が50%を割ると問題視されています。選挙方法も異なるため,単純に参考にはできませんが,学会における選挙の妥当な投票率の検討とその投票率確保に関連する要因を探る必要はあると考えます。
もう一つの課題,白票率ですが,今回の評議員選挙では3,786票(40.8%)でした。第5回は3,490票(39.4%)とほぼ同じ割合です。各地区には,評議員の定数があり,その数を投票するという投票様式になっており,定数の投票ができないと白票は多くなります。看護系大学が増える中,知っている会員の割合が少なくなっている可能性もあります。今後の動向を見ながら,選挙方法について検討することも必要と考えます。
投票率などの選挙結果は,選挙期間だけで大きく変わるものではありません。学会への期待の表れであり,学会活動の成果の1つと考えられます。同時に,会員にとって,本学会がどのような意味を持っているのかというのも大きいのではないでしょうか。例えば,研究発表,論文公表の場と考える人,自分たちの仕事,特に研究のしやすい環境をリードしてくれる場と考える人などがいるのかと思います。したがって,選挙についての周知と共に,学会の推進力や発信力が一層,発揮されることが次の選挙結果になるように期待していきたいと考えます。
オンライン投票になり,その作業の全てを学会事務局が担っております。リマインダーメールについてのご提案もいただきました。今回,このようにスムーズに選挙ができましたことは,事務局をはじめとする関係者のみなさまのお陰です。最後になりましたが深く感謝申し上げます。
評議員選挙(2019年度)報告
一般社団法人日本看護研究学会
(2019年11月30日施行)
定数 | 選挙人 | 投票者 | 投票率 | 投票数 | 有効投票数 | 白票数 | |
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北海道 | 3 | 149 | 50 | 33.8% | 150 | 143 | 7 |
東北 | 4 | 182 | 62 | 34.1% | 248 | 225 | 23 |
関東 | 6 | 275 | 82 | 29.8% | 492 | 344 | 148 |
東京 | 9 | 402 | 91 | 22.6% | 819 | 473 | 346 |
東海 | 12 | 537 | 143 | 26.6% | 1,716 | 1,053 | 663 |
近畿・北陸 | 16 | 759 | 223 | 29.4% | 3,568 | 1,916 | 1,652 |
中国・四国 | 11 | 492 | 128 | 26.0% | 1,408 | 766 | 642 |
九州・沖縄 | 9 | 386 | 98 | 25.4% | 882 | 577 | 305 |
合計 | 70 | 3,181 | 877 | 27.6% | 9,283 | 5,497 | 3,786 |
日 時 | 2019年8月19日(月) 15:30~17:00 |
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場 所 | 大阪国際会議場 8階 801会議室 |
出 席 | 宮腰由紀子,安藤詳子,深井喜代子,阿部幸恵,宇佐美しおり,岡美智代,岡田由香,神田清子,工藤せい子,工藤美子,国府浩子,鈴木みずえ,祖父江育子,高見沢恵美子,任和子,山口桂子,山勢博彰,吉沢豊予子,良村貞子(以上,常任理事・理事19名),西田真寿美,渡邉順子(監事2名),泊祐子(第45回学術集会会長),城丸瑞恵(第46回学術集会会長) |
欠 席 | 石川ふみよ,佐藤洋子,吉田澄恵 |
陪 席 | 竹下清日,海老根潤(ガリレオ社) |
議事進行 | 理事長 宮腰由紀子 |
書 記 | 岡田由香 |
(順不同・敬称略)
1.会員動向報告
2.編集委員会資料
3.東海地方会役員選挙報告
4.奨学会委員会資料
5.回収資料:入会申込理事会承認一覧
番号なし 2019年度第1回理事会議事録(案)
2019年度定時社員総会議事録(案)
日本看護研究学会 2019年度会員総会資料
日本看護研究学会 第46回学術集会チラシ
回収資料:大規模災害支援事業応募者一覧
宮腰理事長より,挨拶があり,議事が開始された。
2019年度第1回理事会ならびに2019年度定時社員総会の議事録の確認が行われた。加筆修正がある場合は後日メールで事務局に連絡することとなった。
資料1に沿って,2019年8月14日現在,会員総数6,050名(名誉会員15名,評議員148名,一般会員5,887名)であること,2019年度新入会員数259名,入会待機者47名,退会者数32名であること,会費納入率は79.98%であることが報告された。
2020年度奨学会研究募集について,後からの審議事項で提案する旨報告された。
新たな報告はないことが報告された。
2019年度大規模災害支援事業支援金支給について6名応募あり,後からの審議事項で提案する旨報告された。
関連会議に再掲
関連会議に再掲
47学会で構成された協議会の社員総会が6月23日行われ,会費の値上げは次年度にゆだねられたこと,選挙で理事長に小松浩子氏が選出され,新役員と監事が承認されたことが報告された。
JANAから随時提供される情報については,適宜周知を行っている。また,防災についての各学会の取組みに関する調査が実施された。結果,18学会から回答があり,6学会が災害や防災に関する予算を組んでいることが報告され,今後防災連携等について検討していくことが報告された。
2020年度の診療報酬改定にむけて,泊祐子氏が中心となってすすめているワーキンググループで作成した案の最終修正案を提出しているところであることが報告された。
24期学術会議において,看護学分科会では,高度実践看護班と地元創成看護班に分かれて活動している。マスタープラン2020に関して,看護系ではガイドライン開発について申請中である旨の報告があった。
会長から学術集会開催に向けてのご挨拶と事前参加予約が1,000名を超えたこと,当日の参加を400名程度予定しているとの報告があった。また,本日開催する学術集会プレ研究セミナーについて150名定員のところ191名の参加があったこと等の報告があった。
第46回学術集会チラシのとおり2020年8月27日,28日に札幌コンベンションセンター(札幌市)にて開催予定であることが報告された。また,各委員会企画の主要プログラムについて5枠設定の方針が確認された。
第45回学術集会会長 泊祐子氏から学術集会での発表演題におけるCOIの規定について今後検討する必要があるとの意見があり,これに対して研究倫理委員会の山勢博彰委員長から発表についての倫理規定を早急に検討する旨提案があり,承認された。
各地区別の活動報告がされ,下記以外の地方会は新たな報告がないことが報告された。
山口桂子理事より資料3に基づき,5月に総会を行い地方会世話人が選挙により15名選出されたこと,付帯事業の実施やセミナーを予定通り行うことの報告があった。
山勢博彰理事より3月に地方会を開催する予定であること,その際の学生の研究発表についての可否は本部からの結果を待って計画することの報告があった。
国府浩子理事より11月に地方会学術集会を開催する予定であること,会報が郵送からホームページ掲載に変更するため予算が削減されたことなどの報告があった。
会員総会の議事次第および資料について確認された。
特になし
資料4 -1~4 -5について,「奨学会研究」の用語を統一したこと,応募の資格・期間・方法等の説明があり,承認された。
応募する際は,奨学会規定第5条(義務)における条件(研究成果を2年以内に日本看護研究学会学術集会において口頭発表することおよび原著レベルの論文として誌上発表する)を分かったうえで書類提出するよう,募集案内に「応募の際は奨学会規程を必ずお読みくださるようにお願いします」の文章を追加したことの説明があり承認された。
2019年度大規模災害支援事業支援金支給について6名応募あり(新規申請3名,前年度から引き続き申請3名),回収資料に沿って申請者の被災状況(支援希望理由)と支給額,支給額の合計105万(資料の合計額115万を105万に修正)など説明があり,資料案通りで承認された。
回収資料について,今後支援の適応範囲が分かるよう明記するよう提案があった。
今後の課題として,大規模災害の適応は豪雨だけでなく噴火も考えて検討することとなった。
57名の入会希望があり,異議なく入会について承認された。
以上
日 時 | 2019年8月20日(火) 16:30~17:30 |
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会 場 | 大阪国際会議場 大ホール(第1会場) |
会員総会をはじめるに当たり,宮腰由紀子理事長から挨拶があった。
議 長 |
定款 第7章 会員総会 第29条(会員総会) 3.会員総会の議長は,その年度の学術集会会長が当たる。 第45回学術集会会長 泊 祐子氏 |
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引き続き,評議員から2名の書記の推薦・任命が行われた。
片山 由加里 評議員
岡田 由香 評議員
定款 第7章 会員総会 第29条(会員総会)4.会員総会は会員の10分の1以上の出席がなければ議事を開き議決することはできない。に基づき,会員総会成立の確認がなされた。
会員総数 | 6,037名(8/20現在)) |
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欠席委任状 | 1,718名(8/20現在) |
当日出席者 | 80名 |
出席者と欠席委任状の総数は1,798名で,会員の10分の1(604名)以上の出席(欠席委任状含む)があった。
宮腰由紀子理事長より,2019年8月14日現在,一般会員総数6,050名。内,新入会員は259名で2018年度の449名と比べ減少していること,2019年度会費納入率が約80%であるとの報告があった。
宮腰由紀子理事長と各委員会委員長より,資料2~3頁に基づき事業報告があった。
1)会計報告
任 和子会計担当理事より,資料4~27頁について会計報告があった。7頁の一般会計正味財産増減について,プラス要因として学会誌J-Stageに過去の学術集会抄録の登録をしたこと,ホームページのリニューアルに伴う関連経費の説明があった。
2)監査報告
渡邉順子監事より,資料28頁に基づき,2018年度決算について適正であった旨の監査報告があった。監査意見として,昨年度からの課題に引き続き取り組むこと,昨今の会員動向や学術集会の参加者数・演題数などの状況を鑑み,本学会の具体的なミッション,特徴ある活動を明確化し,本学会の活性化に向け具体的な施策を期待する旨が報告された。
また,資料29頁にある税理士の金子和寛氏による会計調査報告書について,西田真寿美監事の代読にて報告された。。
宮腰由紀子理事長から資料30頁に基づいて事業計画の報告があった。
任 和子会計担当理事より,31~37頁に基づいて予算報告があった。
奨学会委員会委員長 神田清子理事より,2019年度奨学研究助成授与者として,北尾良太氏が選考されたことが報告された。
学会賞・奨励賞委員会委員長 工藤せい子理事より報告があった。
1)2018年度学会賞について:1名が選考された。
2)2018年度奨励賞について:5名が選考された。
泊 祐子学術集会会長より,参加人数について事前予約が1,000名を超え,当日の参加を400名程度予定しているとの報告があった。また,学術集会前日の研究セミナーを開催し,予約数を超えた参加があり盛況に終了したことの報告があった。
城丸瑞恵学術集会会長より,2020年8月27日,28日に札幌コンベンションセンター(札幌市)にて開催予定であることが報告された。
・日本学術会議について
安藤詳子副理事長より,看護分科会としてマスタープラン2020案やNP育成のための提言を検討していることの報告があった。
・日本看護系学会協議会の活動について
安藤詳子副理事長より,2019年度の社員総会で理事長選挙が行われ,小松浩子氏が選出されたこと,協議会の活動として防災,医療安全の検討を進めていくとの報告があった。また,会費改訂について本年度は値上げせず,今後再検討される予定であることが報告された。
・看護系学会等社会保険連合(看保連)の活動について
山口桂子担当理事より,役員の変更に伴い新体制で,資料3頁にある2020年度の診療報酬・介護報酬同時改訂にむけて2つのプロジェクト活動について報告があった。
・地方会について
宮腰由紀子理事長より,北海道,東海,近畿・北陸,中国・四国,九州・沖縄の各地方において,活発に活動が行われている旨が報告された。
宮腰由紀子理事長より,第48回(2022年度)・第49回(2023年度)学術集会会長について,理事会で推薦された愛媛県立医療技術大学の中西純子氏(第48回)・横浜市立大学の叶谷由佳氏(第49回)が報告され,学術集会長としていずれも承認された。
安藤詳子副理事長より理事会において推薦された中木高夫氏が報告され,承認された。
特になし
以上
・第46回(2020年度)学術集会会長挨拶
城丸瑞恵氏(札幌医科大学)より,第46回(2020年度)学術集会について,2020年8月27日,28日に札幌コンベンションセンター(札幌市)にて開催することの説明がされた。
・名誉会員の証授与
宮腰由紀子理事長より,中木高夫氏に名誉会員の証が授与された。
・2019年度奨学会奨学金授与
宮腰由紀子理事長より,北尾良太氏に奨学金目録が授与された。
・2018年度学会賞表彰
宮腰由紀子理事長より,菊地沙織氏に学会賞の表彰がされた。
・2018年度奨励賞表彰
宮腰由紀子理事長より,丸山純子氏,奥田 淳氏,宮城島恭子氏,久保典子氏,江口 瞳氏に5名の奨励賞の表彰がされた。
本理事会は一般社団法人日本看護研究学会定款第23条第2項に基づき理事総数22名および監事2名全員の同意により開催された。
下記の議案に関して,理事全員が同意書もしくは電磁的記録により同意の意思表示をするとともに,各々の監事からは異議が述べられなかったため,定款第23条第2項に基づき,各議案を可決する旨の理事会の決議があったとみなされた。これを証するため,本議事録を作成する。
日 時 | 2019年10月9日(水) ※ 本理事会の決議があったとみなされる日 |
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場 所 | 書面による |
出 席 |
【理事】宮腰由紀子理事長,安藤詳子副理事長,深井喜代子副理事長,阿部幸恵理事,石川ふみよ理事,宇佐美しおり理事,岡美智代理事,岡田由香理事,神田清子理事,工藤せい子理事,工藤美子理事,国府浩子理事,佐藤洋子理事,鈴木みずえ理事,祖父江育子理事,高見沢恵美子理事,任和子理事,山口桂子理事,山勢博彰理事,吉沢豊予子理事,吉田澄恵理事,良村貞子理事 【監事】西田真寿美監事,渡邉順子監事 |
議 案 | 第1号 本理事会は「2019年九州北部大雨」「2019年台風15号」等被災者への大規模災害支援事業実施について承認する |
議事録作成に係る職務を行った理事氏名 | 鈴木みずえ |
本理事会は一般社団法人日本看護研究学会定款第23条第2項に基づき理事総数22名および監事2名全員の同意により開催された。
下記の議案に関して,理事全員が同意書もしくは電磁的記録により同意の意思表示をするとともに,各々の監事からは異議が述べられなかったため,定款第23条第2項に基づき,各議案を可決する旨の理事会の決議があったとみなされた。これを証するため,本議事録を作成する。
日 時 | 2019年11月13日(水) ※ 本理事会の決議があったとみなされる日 |
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場 所 | 書面による |
出 席 |
【理事】宮腰由紀子理事長,安藤詳子副理事長,深井喜代子副理事長,阿部幸恵理事,石川ふみよ理事,宇佐美しおり理事,岡美智代理事,岡田由香理事,神田清子理事,工藤せい子理事,工藤美子理事,国府浩子理事,佐藤洋子理事,鈴木みずえ理事,祖父江育子理事,高見沢恵美子理事,任和子理事,山口桂子理事,山勢博彰理事,吉沢豊予子理事,吉田澄恵理事,良村貞子理事 【監事】西田真寿美監事,渡邉順子監事 |
議 案 | 第1号 本理事会は「2019年台風19号」「2019年台風21号」被災者への大規模災害支援事業実施について承認する |
議事録作成に係る職務を行った理事氏名 | 鈴木みずえ |
日 時 | 2019年12月15日(日) 13:30~16:30 |
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場 所 | 東京八重洲ホール 611会議室 |
出 席 | 宮腰由紀子,安藤詳子,深井喜代子,石川ふみよ,宇佐美しおり,岡田由香,神田清子,工藤せい子,工藤美子,国府浩子,佐藤洋子,鈴木みずえ,祖父江育子,高見沢恵美子,任和子,山口桂子,山勢博彰,吉沢豊予子,良村貞子(以上,常任理事・理事19名),西田真寿美,渡邉順子(監事2名),城丸瑞恵(第46回学術集会会長) |
欠 席 | 阿部幸恵,岡美智代,吉田澄恵 |
陪 席 | 竹下清日(ガリレオ社) |
議事進行 | 理事長 宮腰由紀子 |
書 記 | 岡田由香 |
(順不同・敬称略)
1.会員動向報告
2.2019年度上半期決算書
3.第6回評議員選挙(2019年度)報告資料
4.編集委員会資料
5.奨学会委員会資料
6.研究倫理委員会資料
7.2019年度大規模災害支援事業実施要領
8.第46回学術集会資料
9.国内旅費規程(案)
10.入会申込理事会承認一覧(回収資料)
11.第45回学術集会決算書案
番号なし 2019年度第2回理事会議事録(案)
2019年度会員総会議事録(案)
2019年度第1回 臨時理事会議事録(確定)
2019年度第2回 臨時理事会議事録(確定)
宮腰理事長より,挨拶があり,議事が開始された。
2019年度第2回理事会ならびに2019年度会員総会議事録の確認が行われ,氏名表記の修正(小松ひろ子→小松浩子)が報告された。
引き続き,臨時理事会議事録についての確認が行われた。
資料9ならびに参考1および2について説明があり,昨今の物価の状況に合わせ,旅費規程第3条「理事・委員会委員の宿泊費」を上限1万円から1万5千円に増額支給することを含めた旅費規程改定案の提案があり,承認された。
地方会や学術集会の案内を本学会員に連絡する際に本学会員のメールアドレスを電子媒体で,地方会や学術集会に提供することについて先の常任理事会で検討した結果,地方会や学術集会それぞれの事務局で個人情報活用の協力依頼を会員にメールで募る場合の1回に限り本部から一斉メール配信をする。それ以降は地方会や学術集会それぞれの事務局で了承が得られた会員に限って直接情報発信をすることが提案され,承認された。
併せて,会員へ郵便で連絡する場合は,従来通りの方法で個人情報を本部事務局から提供することが確認された。
第45回学術集会後に震災が立て続けに起きたことを受け,メールでの臨時理事会審議後から申請を受付けているが,第1回締め切り期日12月5日を過ぎても申請者0名である。周知が不十分なこともあるため,申請期間を延長し,支援申請第3回を追加し,その期日を1月末日と設定したい旨提案があり承認された。また,各理事からも被災した学生がいる場合は申請の周知をしてほしい旨依頼された。
評議員選挙の結果,資料3の通り定数70名の新評議員が決定した事の報告があった。
資料3の理事定数について,継続評議員75名と新評議員70名の計145名の内,選挙による理事は継続・新規あわせて20名となるが,各地区の選挙人が多い地区からは2名選出となる。したがって継続理事は近畿・北陸と中国・四国,新理事は東海と近畿・北陸に各2名ずつの枠とし,それ以外の地区は1名枠で選出することが承認された。
第45回学術集会決算案について資料11に基づき,経常収益の予算2,199万円に対して決算額は2,760万円となったことが報告された。なお,未払金の未確認があり,学術集会長に再度の最終決算を計上することを説明することとなった。その上で最終的に余剰金が生じた場合の対応を討議し,学会本部へ返還する方針で検討することを確認した。
学術集会,地方会などで講師の謝金等が必要な場合,申請すれば補助できるよう検討して,次回提案する。
ニュースレターを2回発行したが,新理事会になっても継続できるように方法を検討し,次回提案する。
また,ニュースレターのファイリングを会員へすすめてほしい旨,ニュースレター作成担当の深井副理事長から依頼があった。
資料に沿って説明された。会員総数6,126名,会費納入率85.55%,会員数の動向をみると入会者数が2017年から2018年の間に戻っているため,今後の入会者数の増加を期待したい。
資料に沿って一般会計,奨学会特別会計,選挙事業積立金特別会計,災害支援金特別会計について報告があり,確認した。
今後,会費の入金方法をクレジット払い,コンビニ決算できるよう今後検討する旨説明があった。
資料にある掲載巻号未決定の9論文をなるべく早く掲載できるよう進めていること。
報告事項①COIに関する投稿規程・原稿執筆要領の変更案の作成 ③査読委員の査読状況の検討 ④来年度の査読委員依頼文案作成については先に審議済み。②投稿簡易版マニュアルを検討し,資料4-6の通り本学会のホームページのスカラーワンにアップしたこと等報告があった。
来年度の応募を行い3名応募者があった。1月の委員会で決定した結果を推薦候補者として次回理事会に提案する旨報告があった。
2019年度学会賞・奨励賞候補について1月の委員会で検討した結果を次回理事会に提案する旨報告があった。
第45回学術集会での委員会企画の交流会が盛況に終わり,その内容をホームページで掲載したい。掲載するスライド内容は講師の方々が既に編集しており,いつでもアップできるが,どのようにアップできるか委員長から相談があった。今後委員会が継続的に情報をアップするのであれば国際活動推進委員のページをつくる,またはトップページの〈お知らせ〉で載せるか検討した結果,まずは〈お知らせ〉に掲載することとなり,事務局と相談することとなった。国際活動推進委員のページをつくるかどうかは,会員サービス方法を含めて改めて今後検討することとなった。また,アップしている旨をメールやニュースレターで会員へ周知することとなった。
・日本看護系学会協議会(安藤副理事長)
最新情報などは理事会メンバーに随時メールで情報を発信している通り,現在は医療安全や災害について取り組んでいる。また,2020年マスタープランの大型研究の検討が進んでいる。日本学術会議・連携会員の候補者に深井喜代子副理事長を選任したことが報告された。
・看保連ワーキング(山口委員長)
現在取り組んでいる2つの研究チームについて,1つは重症心身障害児の研究プロジェクトの調査が終わり,公表するための準備または1編公表中である。今後は2年後に日本小児学会と連携してエビデンスを引き続き追求していく。2つ目は高齢者の身体拘束を減らす取組みとして,文献レビューからエビデンスを構築している段階にある事が報告された。
・看護系学会等社会保険連合(山口委員長)
2月17日 介護報酬のあり方検討会,3月16日 情報交換会・17日 技術検討会 等順次開催されている。情報交換会は参加可能で詳しくは看保連のホームページに掲載してある。令和2年から総会開催の時期が4月から6月に変更する。また,毎年看保連が研究助成をする際に学会から推薦しているが締め切り期間がいつも短いため,今回はあらかじめ募集し,すぐに対応できるような方法を検討し次回理事会に提案する。等報告があった。
資料に沿って学術集会のプログラム,懇親会,参加費,一般演題募集期間,交流集会募集期間,学術集会特別会計・懇親会特別会計等について報告された。
学会特別企画は5つの交流集会の枠を計画している。交流集会を企画している委員長は企画の有無及びその内容を事務局経由で3月末までに回答する旨の依頼があった。
理事長と総務で確認している旨説明され承認された。
今後の会議日程
2020年度総会日程について,2020年5月24日社員総会開催。
第4回常任理事会・理事会 2020年2月23日開催。
本理事会は一般社団法人日本看護研究学会定款第23条第2項に基づき理事総数22名および監事2名全員の同意により開催された。
下記の議案に関して,理事全員が同意書もしくは電磁的記録により同意の意思表示をするとともに,各々の監事からは異議が述べられなかったため,定款第23条第2項に基づき,各議案を可決する旨の理事会の決議があったとみなされた。これを証するため,本議事録を作成する。
日 時 | 2020年2月7日(金) ※ 本理事会の決議があったとみなされる日 |
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場 所 | 書面による |
出 席 |
【理事】宮腰由紀子理事長,安藤詳子副理事長,深井喜代子副理事長,阿部幸恵理事,石川ふみよ理事,宇佐美しおり理事,岡美智代理事,岡田由香理事,神田清子理事,工藤せい子理事,工藤美子理事,国府浩子理事,佐藤洋子理事,鈴木みずえ理事,祖父江育子理事,高見沢恵美子理事,任和子理事,山口桂子理事,山勢博彰理事,吉沢豊予子理事,吉田澄恵理事,良村貞子理事 【監事】西田真寿美監事,渡邉順子監事 |
議 案 | 第1号 本理事会は2019年度大規模災害支援事業 支援金申請(2020年1月10日締切分)に対する支援金額を別添一覧(全3件 支援金合計500,000円)のとおり承認する。 |
議事録作成に係る職務を行った理事氏名 | 鈴木みずえ |