日本看護研究学会主催から会員の皆様に向けて情報を発信しております。
防災学術連携体の56参加学会の防災連携委員、および特任会員の先生方
クリスマスが過ぎ、年の瀬も迫ってきましたが、皆様、お元気でご活躍のことと思います。
北海道では大雪が降っていますが、大きな災害にならなければと祈っています。
年末のご挨拶を兼ねて、幾つかご報告いたします。
1. 日本学術会議の活動
日本学術会議は3年を一つの期として活動しており、本年(2017)10月に第24期が始まりました。日本学術会議に設けられている課題別委員会の一つ「防災減災・災害復興に関する学術連携委員会」の第一回委員会が12月14日に開かれ、委員長に米田雅子先生、幹事に田村和夫先生が就きました。防災学術連携体とともに、防災減災に関わる学会連携が深まることを期待します。
2. シンポジウム「2017年 九州北部豪雨災害と 今後の対策」
12月20日の九州北部豪雨災害に関する公開シンポジウムは、今までのシンポジウムのように満員の参加者があり、基調講演から各学会の発表者のご準備・ご発表もよく、各セッションのモデレーターもよく、有意義に開催することができました。
海堀安喜政策統括官はじめ内閣府防災担当の方々 、多くの学会と日本学術会議のご支援に心よりお礼申し上げます。
このたびのシンポジウムにおいて、発表されなかった学会のご研究に関することもあると思います。
関係の情報をお伝えいたしますので、次の機会には是非、ご発表を期待いたします。
① 当日の資料は「防災学術連携体」のホームページに載せられています。
http://janet-dr.com/07_event/event16.html
② 基調講演、モデレーター、パネルディスカッションに参加された先生方からのコメント、ご意見などを集めました。
共通のお話もあり、いずれ纏めたいと考えておりますが、ここに添付いたします。
3. 防災推進国民会議と防災推進国民大会
防災学術連携体は日本学術会議とともに、防災推進国民会議のメンバーであり、昨年は東京大学(第一回)にて、本年は仙台(第二回)にて開催された防災推進国民大会にも積極的に参加しています。
内閣府防災の方々がいろいろな活動をされていますが、このたび、「仙台ぼうさいこくたい憲章」を纏めるとのお話があり、防災学術連携体の56学会のご担当の先生方に問い合わせ、貴重なご意見をいただき、最終案に反映されています。ここに添付いたします。
http://bosai-kokutai.jp/charter.html
http://bosai-kokutai.jp/charter.html#english
4. 防災学術連携体の2018年度総会
次年度の防災学術連携体の総会の開催を2018年6月5日(火曜日)の午後に計画しておりますので、ご計画ください。
詳細は、年明けにご連絡いたします。
世界が平和であること、日本でも海外でも大きな災害が起きないことを祈ります。
各学会のご研究が発展すること、さらに深い連携が進むことを期待しております。
防災学術連携体
代表幹事 和田 章(東京工業大学名誉教授)、廣瀬典昭(元・土木学会会長)
事務局長 塚田幸広(土木学会専務理事)、田村和夫(千葉工業大学教授)
添付資料
・仙台 ぼうさいこくたい憲章 〜仙台防災枠 組 2015 -2030 2030 の実施 に向けて〜
・レポート:「2017年九州北部豪雨災害と今後の対策」/日本学術会議公開シンポジウム / 第5回防災学術連携シンポジウム(2017/12/20(水))