東海地方会の学術集会に関する情報を掲載いたします。
掲載:2022年9月3日 更新:2022年10月17日 更新:2023年01月16日
この度、第27回日本看護研究学会東海地方会学術集会を開催させていただくこととなりました。未だに新型コロナウイルス感染症との戦いがさまざまなところに影響を与え続けています。ここ最近減少傾向にあったものの、全国的にオミクロン株BA.5系統等による感染拡大が続き、新規陽性者数は急激に増加してきています。また、陽性者の急激な増加により、病床使用率の上昇等、医療の負荷が増大する現状があります。新型コロナ感染症の減少を踏まえ、本地方会を対面での開催と考えていましたが、やはり回復の傾向の見通しがつかないことから今回も例年に引き続きWEB開催とさせていただきます。 さて今回、この学術集会の開催にあたり、新型コロナ感染の終息が見えない中、看護研究の進行をも妨げ、弊害もあるのではないでしょうか。そのような中で看護の質の向上・発展を考える機会となればと思い「SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標):看護にできること」をテーマとさせていただきました。 近年、日本では2016年に全閣僚をメンバーとする「SDGs推進本部」が設置され、「SDGs実施指針」や「アクションプラン」が策定されるなど、SDGs達成に向けた動きが進められています。その過程で、日本看護研究学会の特色を生かし、それぞれの専門領域を超えて、「SDGs」の17の目標から「看護にできること」を考える機会となればと思います。特に17の目標のうち、「3.すべての人に健康と福祉を」「4.質の高い教育をみんなに」「5.ジェンダー平等を実現しよう」「11.住み続けられるまちづくりを」などは、看護研究の推進を図ることで貢献できるのではないでしょうか。今回はこの4点の目標に着目し、3つの講演を計画し、保健・医療・福祉の連携、地域への貢献などを考える機会となればと思っております。 なお、本学術集会は、新型コロナウイルス感染症の影響を考慮してWEB開催(ライブ配信)といたしました。また、昨年に引き続き、一般演題については抄録による紙上発表とさせていただきますこと、お許しくださいますようお願い申し上げます。 皆様の積極的なご参加をお待ち申し上げております。
会長挨拶 10:00~10:15 「SDGs:看護にできることはどのようなこと?」 粕谷恵美子(名古屋女子大学健康科学部看護学科 教授)
講演
1.10:20~11:20 「看護研究の知―SDGsに関連して」 川村佐和子(東京都医学総合研究所客員研究員、聖隷クリストファー大学名誉教授)
2.11:30~12:30 「住み続けられる街つくり ー住民が主体の通いの場ー 」 竹田徳則 (名古屋女子大学医療科学部 学部長)
3.13:30~14:45 「SDGsを意識した社会課題解決と起業」 藤野泰平 (株式会社デザインケア みんなのかかりつけ訪問看護ステーション 代表取締役)
閉会の挨拶:14:45~15:00 粕谷恵美子(名古屋女子大学健康科学部看護学科 教授)
2022年10月17日(月)~ 2023年1月20日(金) 2023年1月29日(日)必着
===募集期間は終了しました===
「一般演題抄録原稿見本」「一般演題申込書」「抄録作成チェックリスト」を学術集会ホームページよりダウンロードしていただき、記入後、下記のメールアドレスへお送りください。審査の上、折り返し採否等について通知致します。 ※送付メールの件名(タイトル)には必ず、"【一般演題】"と入れて下さい。 ===募集期間は終了しました。===
2022年10月17日(月)~2023年2月10日(金)
参加費:会員・非会員 3,000円 学生(大学院生除く)無料 振込先:ゆうちょ銀行 口座番号:00850-7-142916 加入者名:日本看護研究学会東海地方会
e-mail: jsnrtokai-info@ml.n-fukushi.ac.jp 学術集会ホームページ:https://www.jsnr.or.jp/district/tokai/meeting/gakujutu27info.html