東海地方会の学術集会に関する情報を掲載いたします。
掲載:2020年9月25日 更新:2020年10月19日 更新:2021年1月14日 更新:2021年1月15日
この度、第25回日本看護研究学会東海地方会学術集会を開催させていただくこととなりました。
私たちはいま、未曾有の世界的規模の試練に晒されています。生活する上でこれまで当たり前のように行ってきたことが失われたり、あるいは考え方を根本的に変えなければならないような状況に直面しています。実践の場はどうでしょうか。医療・保健・介護・福祉・教育等、看護職が働くそれぞれの場で、これまた未曾有の危機に何とか対処すべく奮闘されていると思います。皆さまのご努力に心より感謝と敬意を表します。
コロナ禍にあってもなくても看護の本質的な理念は変わりませんし、私たちは日々行っていることを個人や組織として向上させていく必要があります。今回、この学術集会を主催するお話をいただいたときから、メインテーマを「実践をとらえなおす」と考えておりました。普段私たちが見ていること、行っていることを、「とらえなおす=見方を変える」ことは、新たな気づきをうみ、実践の質をより高めるための資源となりえます。その「とらえなおす」ためのヒントを提供していただけるよう、各分野でご活躍の方々に教育講演をお願いしました。今回、図らずもこのコロナ禍での学術集会開催ということになりましたが、誰もがこれまでの「当たり前」を変えていく必要に迫られているこのようなときこそ、「実践をとらえなおす」ための機会を皆さまと共有できればと思いを新たにしました。
なお、本学術集会は、講演をWEB開催(ライブ配信)とし、一般演題については抄録による紙上発表とさせていただきます。
皆さまのご参加を心よりお待ち申し上げております。
Ⅰ.会長講演 「実践をとらえなおす」
佐藤 直美(浜松医科大学)
Ⅱ.教育講演1 「すぐれた実践を共有可能にする:ケアの意味を見つめる事例 研究の挑戦」
山本 則子(東京大学)
Ⅲ.教育講演2 「研究成果を活用して実践をとらえなおす」
佐々木 菜名代(浜松医科大学附属病院)
Ⅳ.教育講演3 「あらためてリフレクションとは―実践をとらえなおすために」
池西 悦子(大阪医科大学)
Ⅴ.特別講演 「新型コロナウイルス感染対策の行政における実践を経験して」
山野 富美(静岡県健康福祉部健康局)
Ⅵ.一般演題 抄録による紙上発表
2020年10月20日(火)~ 2021年1月18日(月) 2021年1月31日(日)まで延長
当学術集会ホームページより、
「一般演題抄録原稿見本」「一般演題申込書」「抄録作成チェックリスト」をダウンロードし、記入後、下記のメールアドレスへお送りください。審査の上、折り返し採否等について通知致します。
※送付メールの件名(タイトル)には必ず、"【一般演題】"と入れて下さい。
2020年10月20日(火)~ 2021年2月28日(日)
参加費:会員・非会員 3,000円 学生(大学院生除く)無料
振込先:ゆうちょ銀行
口座番号:00850-7-142916
加入者名:日本看護研究学会東海地方会
〒431-3192 静岡県浜松市東区半田山1-20-1
浜松医科大学 医学部看護学科 影山 葉子
第25回 日本看護研究学会 東海地方会学術集会事務局