東海地方会の学術集会に関する情報を掲載いたします。
2016年7月13日
一般社団法人日本看護研究学会東海地方会会員 各位
第21回一般社団法人日本看護研究学会
東海地方会学術集会プランナー 林 智子
医療環境の急激な変化に伴い、高度医療や全人的医療といった良質な医療を提供するためには、多様な専門職が協働し、チーム医療にあたることが求められています。そのためには、卒前(養成教育)から互いの専門性を理解し、協調的に職務を遂行できる医療人としての能力を育成することが必要となっています。
昨今の情勢のなか、多くの医療系大学では、多職種連携教育を取り入れた学部教育が行われています。しかしながら、単科の大学や専門学校では、チーム医療教育をどのように進めるのか課題があります。そこで、多職種連携教育や現場でのチーム医療実践で蓄積されてきた知見をもとに、より質の高い教育方法についての議論を深め、看護教育への提言としたいと考え、メインテーマを企画しました。
基調講演では、看護基礎教育での多職種連携教育やチーム医療教育の現状を説明し、問題提起をいたします。特別講演では、多職種連携教育を先駆的に行っておられる群馬大学の渡邊秀臣先生から、グル―バルな視野のもとにWHOコラボレーションセンターを創設された経緯や、そこでの世界の方々との共同作業としての医療人材の育成についてご講演をいただきます。
また、シンポジウムでは、実際にチーム医療あるいはチーム医療教育に携わっている方々をシンポジストにお迎えし、異なる立場からの意見交換をお願いし、議論を深めたいと考えています。さらに、教育方法学の立場からのご講演により、チーム医療教育方法への示唆も得たいと考えています。多くの方々のご参加をお待ちしております。
基調講演:「多職種協働を担う人材育成のための看護教育への提言」
林 智子(三重大学大学院医学系研究科)
特別講演:「多職種連携教育の国内外の動向~WHOとの協働~」
渡邊 秀臣(群馬大学大学院保健学研究科・多職種連携教育研究研修センター長)
シンポジウム:
「多職種協働と多職種連携教育から医療職養成教育・現任教育への示唆」
牧野 孝俊(群馬大学大学院保健学研究科)
櫻井 洋至(三重大学医学部附属病院)
水谷 典子(三重大学医学部附属病院)
村木 明美(社会福祉法人恩賜財団済生会松阪総合病院)
ワークショップ:「臨床現場における多職種連携教育プログラムの立案」
柴田 喜幸(産業医科大学産業医実務研修センター)
一般演題(示説のみ)
平成28年9月1日(木)~平成29年1月20日(金)必着
(申し込み締め切りを1月20日(金)に延長しました)
「一般演題抄録原稿見本」および「一般演題申込書」をダウンロードおよび記入後、下記のメールアドレスへお送りください。審査の上、折り返し採否等について通知致します。
※送付メールの件名(タイトル)には必ず、"【一般演題】"と入れて下さい。
三重大学大学院医学系研究科 井村 香積
第21回一般社団法人日本看護研究学会東海地方会学術集会事務局
平成29年2月10日(金)
参加費:会員4,000円 非会員5,000円
学生1,000円(学生に大学院生は含まない)
振込先:郵便振込口座
口座番号:00850-7-142916
加入者名:日本看護研究学会東海地方会
〒514-8507 三重県津市江戸橋2-174
三重大学大学院医学系研究科看護学専攻
第21回日本看護研究学会東海地方会学術集会事務局