東海地方会の学術集会に関する情報を掲載いたします。
第10回東海地方会学術集会会長 三上 れつ(慶應義塾大学)
東海地方会会長 渡邉 順子(聖隷クリストファー大学)
今回のテーマの意図は、これまでの事例研究の進め方では、看護実践の語りや記述に限界があり、患者ケアや個々の看護観、ひいては実践知の蓄積につながっているのだろうかという疑問から出発しました。看護基礎教育や継続教育で行われている事例研究をもう少し良い方向にするにはどうしたらよいのだろうか、看護の対象となる人々や個々の看護師や看護学生の中にある経験を注意深く洞察し、どのように検討し言語化することが必要なのか、古いテーマでありますがもう一度再考できれば、教育や臨床における取り組みが少しずつ変化し、対象への看護実践の向上につながるのではないかと考えました。
多数のご参加ありがとうございました。
平成18年3月11日(土) 9:30~16:30
横浜市教育会館 横浜市西区紅葉ヶ丘53
9:30~ | 受付 |
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9:50~10:00 | 開会の辞 |
10:00~11:00 |
基調講演「対象とともに創るー事例から学ぶ看護の本質の追求ー」 講 師 : 川嶋みどり(日本赤十字看護大学)座 長 : 太田喜久子(慶應義塾大学看護医療学部) |
11:00~12:00 | 一般演題発表(口演・示説) |
12:00~12:30 | 総会 |
一般演題発表(口演・示説) | |
14:00~16:00 |
シンポジウム 「事例研究の現状と課題」 シンポジスト 「教育」 佐藤 正美(東海大学健康科学部) 「臨床」 山崎いづみ(横浜市立市民病院) 「研究」 西村 ユミ(静岡県立大学看護学部) 「医療」 岸本 寛史(富山大学保健管理センター) 座 長 大津 廣子(岐阜大学医学部看護学科) 近藤美知子(神奈川県警友会けいゆう病院) |
16:05~16:10 | 第11回大会長挨拶 |
16:10~16:15 | 地方会会長挨拶 |
16:15~16:20 | 閉会の辞 |