東海地方会からのニュースレターを掲載いたします。
2018年7月10日発行
去る平成30年3月10日(土)
第22回東海地方会学術集会が椙山女学園大学星丘キャンパス看護学部にて開催されました。
学術集会大会長:箭野育子氏(椙山女学園大学)
テーマ:誰もが納得のいく倫理的実践を目指して-看護倫理の今-
参加者:108名 内訳:会員84名 会員 24名
去る平成29年12月17日(日)
東海地方会セミナーが日本福祉大学看護学部にて開催されました。
プランナー:山口桂子氏(日本福祉大学看護学部)
テーマ :―足もとから健康に―「メディカルフットケア」
参加者 :午前(講義)24名 午後(演習)20名 (内訳 会員7名 非会員17名)
髙植幸子(椙山女学園大学看護学部看護学科)
2018年3月10日、椙山女学園大学星が丘キャンパスにおいて、箭野育子学術集会長のもと、第22回一般社団法人日本看護研究学会東海地方会学術集会を開催させていただきました。会員の皆様や関係者の皆様の多大なるご協力とご支援を賜りましたこと、心よりお礼申し上げます。
今回の学術集会は、『看護倫理』をテーマとし、今、教育現場や実践現場で起きていることを共有しながら、関係するすべての人が納得のいく看護を目指して、参加者一人一人ができることは何かをみつけることをねらいとしておりました。基調講演においては、箭野学術集会長より、倫理的実践の基本的な考え方を踏まえた上で、看護基礎教育における倫理的感受性を育む教育実践について話題が提供されました。その後の特別講演において、倫理的実践を支える看護管理の重要性とすべての看護師が看護管理の基本的な考え方を身につけることの必要性について、勝原裕美子氏より、豊富なご体験を踏まえてお話しいただきました。午後からのパネルディスカッションでは、患者の立場から、金岡益代氏より納得のいく医療や看護ならびに納得のいかない医療や看護について話題提供され、看護師の立場から、宮武美智代氏より倫理的感受性を身に付けた看護師になることの必要性と倫理的な葛藤の現実的な課題について提供されました。また、臨床倫理チームの立場から、佐藤労氏より、厚生労働省や各学会から次から次へとでている意思決定支援に関するガイドラインを踏まえて、倫理的問題をチームで対応している実践報告がされました。
一般演題は16題が示説発表され、意見交換が活発になされました。また、看護学生の学問的な交流を深める試みとして、学生セッションを企画し、卒業論文4題が提供され、ディスカッションされました。参加学生からは、学生間の交流に加えて、学会員の方々からのアドバイスをいただけたことは、本当に良い刺激になったとの感謝の言葉が学術集会事務局に届きました。
本学術集会に意欲的な参加者に多数お越しくださいましたこと、たいへん有難く思っております。それぞれのお立場で、倫理的実践に向けた課題に取り組んでおられることと思いますが、本学術集会を開催させていただいた我々も同様に、努力して参る所存です。
ご報告の機会をいただき、誠にありがとうございました。
西田友子(椙山女学園大学看護学部看護学科)
前日までのどんよりした雲が嘘のように、当日はさわやかな晴天に恵まれ "絶好の学会日和"のなか開催されました。今回の東海地方会学術集会は、教育の場でも臨床の場でも不可欠な「看護倫理」がメインテーマでした。基調講演の箭野育子先生からは看護教育での倫理、特別講演の勝原裕美子先生からは看護管理での倫理、また、パネリストの方々からはそれぞれの立場からの倫理について、貴重なご講演を聞かせていただきました。必死にメモを取っている参加者や、熱心に質疑する参加者など、会場の 「学ぶぞ!」という空気にも刺激を受け、改めて看護倫理を考える貴重な機会となりました。
一般演題では、共同研究者と共に発表させていただき、地方会ならではのアットホームな雰囲気のなか、活発な議論ができました。様々な視点のご意見から、研究の課題に気付かされたり、また、自分の研究に自信が持てたりと、有意義な交流をさせていただきました。
今回特に印象深かった内容は、学部生による学生セッションでした。 日常の中で感じる感染への疑問や、卒業後の進路に関する思い、学生自身も経験している月経前の症状など、学生にとって身近な課題や素朴な疑問から出発した、調査研究や文献研究の発表を聞かせてもらえました。質疑応答では、座長の先生からの鋭くも愛ある質問に、精一杯答えようとする真摯さが微笑ましく、また、私自身、研究活動を振り返り"慣れ"への反省もする機会となりました。これから看護職に就く学部生には、研究や学会発表を難しく特別なものと思わず、少しでも身近に感じてもらえたらと常々思っており、今回の学生セッションのような試みの意義は大きいと感じました。
最後に、多くの学びの機会をくださいました学会関係者や参加者の皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。
日時:平成29年8月29日(火)12:30〜13:20
場所 :日本福祉大学看護学部 東海キャンパス N棟4階407
出席者:11名、委任状46名
書記 :此島由紀(藤田保健衛生大学医療科学部看護学科)
1.東海地方会会員の動向
東海地方会会員の動向について、2017(平成29)年6月現在の会員数が1079名であることが報告された。
1) 第21回東海地方会学術集会
プランナー:林智子(三重大学医学部看護学科)
期日:2017(平成29)年3月4日(土)
場所:三重大学医学部看護学科
テーマ:多職種連携教育からの看護教育への提言-養成教育から現場教育への架け橋-
参加者:108名 内訳:会員 79名 非会員 29名
プランナー:須賀京子(朝日大学保健医療学部看護学科)
期日:2016(平成28)年9月10日(土)受付開始:9時30分
講演:10時30分~12時00分(1時間30分)
演習:13時30分~15時00分(1時間30分)
場所:藤田保健衛生大学医療科学部生涯教育研修センター2号棟4階417講義室
テーマ:看護のためのアロマテラピー -心と体ふれあう 癒しのタッチケア-
参加者: 午前(講義)38名 午後(演習)34名 内訳:会員8名 非会員30名
3)ニュースレターNo.20の発行
平成28年7月30日発行
4) 世話人会開催
第1回 平成28年8月 8日(土)18:00~20:00
安保ホール2階201会議室(名古屋市)
第2回 平成29年3月 3日(金)18:00~20:00
安保ホール2階201会議室(名古屋市)
5) 総会の開催
日時 :平成28 年8月20日(土) 14:00~15:00
場所 :つくば国際会議場4階小会議室405B
出席者:14名、委任状53名
以上について承認された。
※以上について承認された。
※以上について承認された。
1) 第22回東海地方会学術集会
プランナー:箭野育子(椙山女学園大学看護学部看護学科)
期日 :2018(平成30)年3月10日(土)
場所 :椙山女学園大学 看護学部棟(メイン会場104教室)
テーマ :誰もが納得のいく倫理的実践を目指して-看護倫理の今-
2) 平成29年度セミナー
プランナー:山口桂子(日本福祉大学看護学部)
期日 :2017(平成29)年12月17日(日)受付開始:未定
講演・演習:11時00分~15時00分
場所 : 日本福祉大学看護学部 東海キャンパス 1階実習室
テーマ : -足もとから健康に- 「フットケアと正しい爪切り」
3)ニュースレターNo.21の発行
平成29 年7月24日発行
4) 世話人選挙の開催
①東海地方会会員に平成30・31年度世話人の信任投票を依頼。
②投票結果:98.2%の信任率であった。
・選挙においては、役割は明確にせず、世話人としての選出として信任投票を依頼した。
5) 世話人選挙の開催
第1回 平成29年8月23 日(月) 17:30~19:00
安保ホール7階702号室(名古屋市)
第2回 平成30年3月9日(金) 18:00~20:00
安保ホール2階201号室(名古屋市)
6) 総会の開催
平成29年8月29日(火)12:30~13:20
日本福祉大学看護学部 東海キャンパス N棟4階407
以上について承認された。
会長 | 白尾久美子 | 日本福祉大学看護学部 |
---|---|---|
副会長 | 藤井 徹也 | 豊橋創造大学保健医療学部 |
会計 | 渡邉亜紀子 | 日本福祉大学看護学部 |
会計 | 井村 香積 | 三重大学医学部看護学科 |
会計監事 | 市江 和子 | 聖隷クリストファー大学看護学部 |
会計監事 | 高植 幸子 | 椙山女学園大学看護学部 |
幹事 | 大西 文子 | 聖隷クリストファー大学看護学部 |
幹事 | 柿原加代子 | 中京学院大学看護学部 |
幹事 | 城戸 滋里 | 北里大学看護学部 |
幹事 | 庄村 雅子 | 東海大学健康科学部看護学科 |
幹事 | 鈴木みずえ | 浜松医科大学医学部看護学科 |
幹事 | 藤井 洋子 | 岐阜医療科学大学保健科学部看護学科 |
幹事 | 山口 桂子 | 日本福祉大学看護学部 |
幹事 | 渡邉 順子 | 静岡県立大学看護学部 |
幹事 | 皆川 敦子 | 藤田保健衛生大学医療科学部看護学科 |
上記紹介がされ、承認された。
将来構想委員会における今後の地方会のあり方について以下の通り報告がされた。
・東海地方会としては、平成30年度より、学術集会の開催をなくし、セミナーを2回/年で開催することも検討されていた。それに対して、地方会の学術集会は開催することが望ましいが、最終的には各地方会の見解に任せるとのことであった。
・学生セッションへの参加については、行う際は学生単独の参加で、学習を目的にすること、教員の共同研究とはしないこと、倫理審査については、教育的な手続きをとっていれば可能であることの3点の見解が示された。
平成30年度社)日本看護研究学会東海地方会総会
開催月日:H30年8月18日(土)12:30~13:15
開催場所:熊本県立劇場 2F 中会議室
東海地方会の会員の皆様の参加をお待ちしています。
◆日時:平成31年3月17日(日)
◆会場:おおぶ文化交流の杜allobu
〒4740053 愛知県大府市柊山町6丁目150-1
◆テーマ:つむぎつなぐ看護
◆プログラム
交通アクセス
名古屋市営地下鉄東山線「星が丘」下車、6番出口より徒歩7分
〇基調講演 「つなぎつむぐ看護」
篠崎惠美子(人間環境大学看護学部・看護学研究科)
〇特別講演 「"患者鳥越""取材者鳥越"がつなぎつむぐ看護」
鳥越俊太郎(ジャーナリスト)
〇ワークショップ
「おばあちゃん劇団とつむぐ認知症看護」
鈴木みずえ(浜松医科大学医学部看護学科)
「倫理的課題の解決に向けた事例検討会
~4分割法を用いて解決してみませんか~」
伊藤千晴(人間環境大学看護学部・看護学研究科)
〇一般演題
1)申し込み期限:平成30年9月1日(土)~平成31年1月10日(木)
2)申し込み方法:
・一般演題抄録原稿見本」および「一般演題申込書」をホームページよりダウンロードおよび記入後、下記のメールアドレスへお送りください。審査の上、折り返し採否等について通知致します。
・送付メールの件名(タイトル)には必ず"【一般演題】"と入れて下さい。
※詳細については、ホームページをご参照ください。
第23回一般社団法人日本看護研究学会東海地方会学術集会事務局
参加費:会員4,000円 非会員5,000円
学生(大学院生を除く) 1,000円
振込先:郵便振込口座
口座番号:00850-7-142916
加入者名:日本看護研究学会東海地方会