滋賀・京都・大阪・兵庫・奈良・和歌山・福井・富山・石川の看護研究者・看護職者に、学術集会などを開催しています。
会員の皆様いかがお過すごしでしょうか。
今年は災害が多く発生し、甚大な被害がでました。地震だけではなく、台風も多く上陸しました。被災された方々に対し心よりお見舞い申しあげます。
秋と言えば、正岡子規の「柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺」、柿本人麻呂の「東の野にかげろひの立つ見えてかへり見すれば月かたぶきぬ」が思い浮かびます。
秋は読書の秋、芸術の秋と言われています。私は研究の秋とよく学生に話します。ちょうど作物の収穫と同様に、研究データをまとめる時期かなと思っています。
本年度開催されました親学会「日本看護研究学会 第44回学術集会」は大会テーマ「看護が創る変化の波~ 地域に新しい風を吹き込む~」で、 2018年8月18日(土)・19日(日)に熊本県立劇場にて開催されました。台風が迫っていたところですが、台風の速度が遅く終了まで何とか天気はもちました。大会では、「看護が創る変化の波」をテーマに大会長前田ひとみ先生のご講演があり、とても感銘を受けました。2019年3月に開催されます近畿・北陸地方会では、企画がほぼ出そろい、来年2019年3月に福井県立看護大学で学術集会長大久保清子先生のもと開催されます。平成31年3月9日に開催します。今回は、「看護研究のイノベーション」と題して、これからの看護研究を展望する企画となっています(詳細はホームページよりポスターをご覧ください)。
内容は、「地域と融合する看護研究」「看護研究に求められる連携と融合」「看護研究のイノベーションとグローバル」「看護研究をイノベーションするテキストマイニング」といった講演プログラムがあります。医療をめぐる環境は厳しさを増していますが、良質な医療サービスを求める人々の期待はますます高まっていると感じます。地域包括ケアの時代に、人々の健康とQOL向上をめざして、どのような看護サービスを描くか、学術的に取り組んでいく(EBN)ことが重要と思っています。
福井は、名所名跡が多く、また海産物もとても美味しいところです。皆様の学術集会へのご参加を役員一同お待ち申し上げます。
今後とも会員の皆さまのご支援をお願い申し上げます。