学術集会
近畿北陸地方会独自で開催する学術集会についての情報を掲載しております。
日本看護研究学会 第30回近畿・北陸地方会学術集会
第30回近畿・北陸地方会学術集会を終えて
日本看護研究学会第30回近畿・北陸地方会学術集会は、会員、非会員あわせて173名の方にご参加いただき、盛会のうちに終了いたしました。
本学術集会は、「看護の発展へのChallenge!!‐実践から研究へ、研究から実践へ‐」をテーマとし、目まぐるしく変化する社会の只中にある人々の生活に看護がいっそう貢献できるように挑んでいく、との思いを込めた大会でした。そして、本学術集会のキーワードは「紡ぐ」でした。一つひとつの繊維が結びついて堅い糸になっていくように、看護の実践と研究が、あるいは若手とオーソリティ―の先生方が合わさって、看護を未来へと推し進めていく力を感じさせる、そのような香りが、少しでも伝わることができていたならば、大会関係者としては望外の喜びです。
本地方会学術集会は第30回の節目を迎えました。先人の先生方が牽引してこられた近畿・北陸地方会のますますの発展を祈念いたします。最後になりましたが、本学術集会への皆様方のご支援、ご協力に深く感謝し、こころより御礼申し上げます。
日本看護研究学会第30回近畿・北陸地方会学術集会大会長
大阪医科大学看護学部 荒木孝治
同 学術集会 企画委員会・実行委員会 委員一同
第30回日本看護研究学会近畿・北陸地方会学術集会の開催にあたって
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看護発展へのChallenge!!
実践から研究へ 研究から実践へ
本地方会は「看護の発展へのChallenge!!‐実践から研究へ、研究から実践へ‐」をテーマと致しました。実践の場で働く者にも、教育・研究の場で 働く者にも、共通して原動力となるのは、対象者への心遣いであり、それが看護職を実践へと、或いは研究へと駆り立てるのだと思います。次世代を担う新しい 芽を育てつつ、実践と研究との生きた協働を追求し、智慧を継承して、更に看護を発展させていく。その基に立って、本地方会は若手実践者、若手研究者の活動 を応援する場でもあります。目まぐるしく変化する社会の只中にある人々の生活に看護職が一層貢献できるように挑んでいく、このような思いを皆で共有し、活気ある地方会にしたいと考えております。
学術集会長 荒木 孝治(大阪医科大学看護学部)
第30回近畿・北陸地方会学術集会の開催概要
テーマ:看護発展へのChallenge !!―実践から研究へ 研究から実践へー
開催日:2017年3月12日(日)
会 場:大阪医科大学看護学部(北キャンパス)
(〒569-0095 大阪府高槻市八丁目西町7番6号)
会場までのアクセス
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http://www.osaka-med.ac.jp/others/access/index.html
電車をご利用の場合
◆JR東海道本線(JR京都線)「高槻」駅下車 南口より徒歩約10分
◆阪急京都線「高槻市」駅下車 1番出口より徒歩約8分
学術集会に参加される皆様へのご案内
1.受付について
総合受付
大阪医科大学看護学部1階エントランスホール
受付時間
2017 年3 月12 日(日)8:30~13:00
事前参加申込みのお願い
-
本学術集会では、事前参加申込みを受け付けております。当日の混雑を避けるため、ご協力くださいますようお願いいたします。
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参加費を入金し、且つ事前登録申込用紙を所定のメールアドレスまで送信してください。
入金確認後、受付票を指定されましたメールアドレス宛に送信します。
-
受付票のコピーを必ずご持参のうえ『事前参加受付』にお越しください。抄録集と参加証(ネームカード)との引き換えを致します。
参加区分 |
事前申込参加 |
会員 |
4,000 |
一般(非会員) |
5,000 |
学部学生(当日、学生証の提示が必要) |
1,000 |
【事前登録期間】
2016年10月3日(月)から2017年2月24日(金)12時まで
【参加費振込手続き】
振込名を「会員番号 名前」(非会員は「999 名前」)とし、下記口座宛にお振込みください。
銀行支店名 ゆうちょ銀行 四〇八(読み方 ヨンゼロハチ)
預金種目 普通口座
口座番号 3694796
【登録方法】
申込用紙をご記入のうえ下のメールアドレスまで送信してください。
sankakh30@osaka-med.ac.jp
*郵送による事前登録は受け付けておりませんのでご注意ください。
*ご登録いただいた個人情報は、第30 回近畿・北陸地方会学術集会の準備・運営目的以外には使用いたしません。また、ご入力いただいた個人情報は、必要なセキュリティー対策を講じ、厳重に管理いたします。
当日参加の方へ
当日参加の方は総合受付にあります『当日参加受付』にお越しください。参加費のお支払いは現金のみとなります。クレジットカードでのお支払いはできませんので、予めご了承ください。
参加区分 |
当日参加 |
会員 |
5,000 |
一般(非会員) |
6,000 |
学部学生(当日、学生証の提示が必要) |
1,000 |
2.会場利用について
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受付に参加証用ホルダーを用意しておりますので、会場にご入場の際は、必ず参加証を着用してください。
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会場内に駐車場はございません。公共交通機関をご利用ください。
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会場内は全て禁煙となっております。
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発表会場内は飲食禁止としております。
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発表会場内では発表者及び参加者の方々のご迷惑にならないよう、携帯電話はお切りになるか、マナーモードへの変更をお願いいたします。
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館内放送による呼び出しは行いません。
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会場内にはスタッフ証を付けたスタッフがおりますので、お困りの際はお声をかけてください。
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発表会場内での撮影および録音は原則禁止といたします。ただし、示説につきましては、自身又は関係演者のポスターで本人の許可を得た場合のみ、撮影は可とします。
3.クロークについて
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手荷物等のお預かりは、クローク(1 階エントランスホール)で行います。
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貴重品(PC を含む)、壊れやすい物、食品類、傘はお預かりできませんので、ご了承ください。なお、保管の責任は当方で負いかねますので、あらかじめご承知ください。
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お預かり時間は、3 月12 日(日)8:30~16:30 となります。
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お荷物はできる限りまとめて頂きますよう、ご協力お願い致します。
4.昼食について
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会場内での弁当販売(70 食、一食500 円)を行います。ぜひご利用ください。(販売時間11:30~12:30なくなり次第、終了します。)
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会場付近にコンビニエンスストア、阪急高槻市駅およびJR 高槻駅周辺等には飲食店があります。
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昼食は、3 階休憩室(講義室5、終日利用可)B 会場およびC 会場(12:50~14:20)をご利用ください。
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1階学生ホールに自販機があります。
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お弁当箱およびゴミ場類は指定された場所に、各自で後始末をお願いいたします。
5.演者・座長の皆様へ
1.演者(口演・講演・シンポジウム)の皆様
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該当プログラム(口演発表者の方は演題群)開始時間の30分前までに受付を行い、開始の5分前までに「次演者席」にご着席ください。
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発表用パワーポイントのデータは、10時までにC会場にてPC受付をお済ませください。
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受付可能なメディアはUSBフラッシュメモリのみです。その他メディアは受付できません。
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発表用データは本学術集会で用意したUSBフラッシュメモリにコピーいたします。コピーしたデータは、本学術集会終了後に責任をもって破棄いたします。
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発表は1演題につき12分(発表8分、質疑4分)です。座長の指示に従い、時間厳守でお願い致します。
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会場に準備するPCのOSは「Windows8」、アプリケーションソフトは「Windows版PowerPoint2007/2010/2013」となります。動画や音声を使用される際は、ご自身のPCをお持ちください。
2.座長の皆様
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担当プログラム開始時間の30分前までに受付を行い、開始5分前までに会場にお越しください。
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1演題12分(発表8分、質疑4分)です。時間厳守でお願い致します。
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発表者の名前の読み方は、直接会場でご確認ください。
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発表者の欠席が出た場合もプログラムは予定通り進行してください。繰り上げての発表は行わないでください。
3.示説発表の皆様
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ポスターの掲示および撤去は下記の通りです。時間厳守で完了するようにしてください。
掲示:8時30分~9時30分 撤去:15時00分~16時00分
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ポスターの発表時間は下記の通りです。発表時間になりましたら、発表者用リボンをネームホルダーに装着してご自身のパネル前で待機し、質疑等にお答えください。
発表時間 1群:12時00分~12時40分 2群:13時20分~14時00分
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ポスター用のパネルは、1題あたり、縦190cm×横90cmです(A3判用紙横向きで10枚程度入ります)。演題番号を表示するため、パネル左上のスペース(20×20cm)は空けておいてください。演題番号は事務局が用意し、貼付致します。
4.ワークショップ責任者の皆様
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責任者を中心にした自主運営になります。直接、指定の会場へお越しください。
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会場に準備するPCのOSは「Windows8」、アプリケーションソフトは「Windows版PowerPoint2007/2010/2013」となります。動画や音声を使用される際は、ご自身のPCをお持ちください。
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会場レイアウトの変更はご自身で行っていただき、終了後は速やかに現状復帰して下さい。
6.お問い合わせ
第30 回近畿・北陸地方会学術集会 運営事務局担当
E-mail: jimukh30@osaka-med.ac.jp
プログラム概要
日本看護研究学会第30回近畿・北陸地方会 日程表
日程表(PDF)
プログラム
30周年記念シンポジウム
テーマ |
研究と実践を紡ぐ |
シンポジスト |
足立 拓也(兵庫医科大学病院)
吉田 智美(滋賀県立成人病センター)
小林 愛(神戸女子大学看護学部) |
座 長 |
赤澤 千春(大阪医科大学看護学部) |
特別講演
講 師 |
林 優子(大阪医科大学看護学部) |
演 題 |
未来からの発想-看護を創造し活かし続けるために- |
座 長 |
荒木 孝治(大阪医科大学看護学部) |
キャリアアップセミナー
講 師 |
勝原 裕美子(オフィス KATSUHARA) |
テーマ |
自分のキャリアを紡ぐ |
座 長 |
佐々木 綾子(大阪医科大学看護学部) |
口演・ポスター発表
ワークショップ
ワークショップ1 |
「質的研究の基礎とその活用」
荒木 孝治(大阪医科大学看護学部)
泊 祐子(大阪医科大学看護学部)
谷水 名美(大阪医科大学大学院看護学研究科博士課程) |
ワークショップ2 |
「リンパ浮腫のセルフケア難渋事例の検討」
寺口 佐與子(大阪医科大学看護学部)
菊谷 光代(奈良県立医科大学付属病院) |
ワークショップ3 |
「看護職・看護教育者・看護管理者を育成する支援者のあり方」
道重 文子(大阪医科大学看護学部)
青山 ヒフミ(甲南女子大学看護リハビリテーション大学)
西田 直子(京都学園大学健康医療学部) |
一般演題
口演
第1群 10:40~11:30 C会場 (講義室4)
座長 田中 克子(大阪医科大学看護学部)
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O1-1.急性期脳外科病院における造影検査に対する看護師の意識調査 -統一した看護実践を目指して-
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O1-2.多職種と連携を図った摂食・嚥下障害訓練の関わり「パーキンソン病患者へのアプローチ」
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○敦賀春留歌
国家公務員共済組合連合会枚方公済病院
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O1-3.認知症高齢者の徘徊行動に対する看護援助
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○上山ゆりか1) 小林寛子2)
1) 大阪医科大学看護学部 2) 元大阪医科大学看護学部
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O1-4.更年期周辺期にある女性の生活習慣病と更年期症状との関連検討
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○外村晴美1) 奥川裕子1) 神崎真姫2) 酒井ひろ子3)
1) 森ノ宮医療大学大学院保健医療学研究科修士課程
2) 甲南女子大学看護リハビリテーション学部看護学科
3) 森ノ宮医療大学専攻科助産学専攻科
第2群 11:40~12:30 C会場 (講義室4)
座長 片山 由加里(同志社女子大学看護学部)
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O2-1.基礎看護技術の教育に協同学習を取り入れた学生の状況の変化 -初期の状況の比較-
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O2-2.精神看護学実習における実習指導者の看護学生への指導活動において自己効力感を高める要因
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○藤木栄司1) 上野栄一2)
1) 富山県立総合衛生学院 2) 福井大学
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O2-3.病院における卒後2年目看護師への教育に関する文献検討
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○西 千秋
大阪医科大学大学院看護学研究科博士前期課程
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O2-4.看護系学生が病いの経験を語った一事例から示唆されること
示設 10:00~14:50 D会場 (実習室1)
第1群 発表時間 12:00~12:40
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P1-1.脳卒中在宅患者の主観的幸福感に関連する要因
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○柳 美紀 山田和子 森岡郁晴
和歌山県立医科大学大学院保健看護学研究科
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P1-2.高齢慢性心不全患者の在宅療養における自己管理上の特徴 -テキストマイニング手法により男女の言語分析を比較して-
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○藤田三恵1) 浅見美千江1) 原 元子1) 武田陽子1) 上野栄一2)
1) 金城大学看護学部 2) 福井大学医学部看護学科
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P1-3.独居高齢者の在宅生活を支援するセンシングモデル開発 台所センサの反応回数からみた生活行動パターン
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○植村小夜子1) 加藤真由美2) 正源寺美穂2) 北岡和代2) 浅川康吉3)
1) 佛教大学 2) 金沢大学 3) 首都大学東京
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P1-4.ベッド柵の色の違いが認知症高齢者の着座姿勢に与える影響
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○本多容子1) 笹谷真由美1) 米澤知恵1) 田丸朋子2) 湯浅美香3)
河原史倫4)
1) 藍野大学 2) 武庫川女子大学 3) 千里金蘭大学
4) 藍野大学大学院看護学研究科
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P1-5.高齢者の手掌汚染状況と握力の関連 -認知症と非認知症高齢者の比較-
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○河原史倫 本多容子 笹谷真由美
藍野大学大学院看護学研究科看護学専攻
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P1-6.スリランカ・農園地域の子どもの発達と生活環境 低出生体重児の家庭訪問から
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P1-7.高槻市における住民主体の介護予防活動の実施頻度別にみた参加者の特性と効果の検討
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○山埜ふみ恵 草野恵美子 吉田久美子
大阪医科大学看護学部
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P1-8.妊娠期における精神的健康度とレジリエンスとの関連
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○奥川裕子1) 外村晴美1) 酒井ひろ子2)
1) 森ノ宮医療大学大学院保健医療学研究科修士課程
2) 森ノ宮医療大学助産学専攻科
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P1-9.思春期・青年期の統合失調症患者の緘黙への看護に関する文献検討
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P1-10.統合失調症の子供をもつ両親の状況に対する捉え方の違いに関する文献検討
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○藤澤由里子
大阪医科大学大学院看護学研究科博士前期課程
第2群 13:20~14:00
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P2-1.在宅看護学における反転授業の適用の試み
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○川上祐子1)2) 福澤大樹1) 薬袋淳子2)
1) 岐阜医療科学大学、2) 早稲田大学大学院
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P2-2.チーム基盤型学習を受けた看護大学生の経験
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○大田 博1) 鈴木幸子1) 稲垣美紀2) 東 ますみ3) 藤永新子1)
西尾ゆかり1) 小林妙子1) 安森由美1)
1) 四条畷学園大学 2) 摂南大学 3) 神戸女子大学
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P2-3.医療施設における身体拘束に関する看護師の判断について
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○清水典子1) 加藤真由美2)
1) 東京医科大学医学部看護学科 2) 金沢大学医薬保健研究域保健学系
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P2-4.新人看護師が看護基礎教育で学んだ清拭と臨床現場で実施する清拭の基本事項の意識度と実施度の検討
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○池上真由美1) 西田直子2) 關戸啓子3)
1) 京都府立医科大学大学院保健看護学研究科 2) 京都学園大学
3) 京都府立医科大学
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P2-5.舌清掃法の検討に向けた模擬舌作成のための基礎研究
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○米澤知恵1) 道重文子2)
1) 藍野大学医療保健学部看護学科 2) 大阪医科大学大学院看護学研究科
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P2-6.弾性ストッキングを使用した患者の皮膚トラブルに影響する要因
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○日高純子1) 天満輝美1) 西岡優穂1) 荒木有紀1) 木脇恵子1)
竹村淳子2)
1) 近江草津徳洲会病院 2) 大阪医科大学看護学部
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P2-7.婦人科腫瘍手術後のリンパ浮腫の看護に関する文献検討
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○長沢美和子1)
大阪医科大学大学院看護学研究科博士前期課程
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P2-8.慢性期にある肝臓疾患患者の外来看護の療養支援・継続看護に関する研究動向
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○二十軒温美
園田学園女子大学 人間健康学部 人間看護学科
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P2-9.入院中の人工肛門造設患者が抱く退院後の生活への不安に関する実態調査
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○丸山由美子1) 家平裕三子
大阪大学医学部附属病院