近畿北陸地方会独自で開催する学術集会についての情報を掲載しております。
第38回近畿・北陸地方会学術集会事前参加登録のご案内
https://docs.google.com/forms/d/1GWkm1zRacSoDg5y0C6Diu7IrXk4jEOap9Y_tKPUOc7M/edit
テーマ:災害看護の過去・現在・未来
第38回近畿・北陸地方会学術集会
大会長 松下由美子
甲南女子大学 看護リハビリテーション学部
謹啓
この度、日本看護研究学会 第38回近畿・北陸地方会学術集会を開催させていただくことになりました。
ご挨拶に先立ちまして、能登地震によりお亡くなりになられた方々にお悔やみを申し上げます。また被災された方々、いまだに避難所生活を余儀なくされたおられる方々に心よりお見舞い申し上げます。一日でも早く、平穏に過ごせる日々が戻ることを願っております。また、被災地域でこれまで支援活動にご尽力されてきた皆さまに深く敬意を表します。
さて、第38回近畿・北陸地方会学術集会のメインテーマは、「災害看護の過去・現在・未来」としました。阪神淡路大震災が起こった兵庫の土地で学会を開催するにあたり、これまで歩んできた道のりがあります。その道のりとして今(現在)があり、そしてこれからの未来に向かって歩んでいくのですが、その道は時に険しいかもしれません。しかし人と地域を支えていく看護学とそのエビデンス(研究)から様々な知恵を用いて助け合い、新しい未来を創造したい。そんな思いをこめて、このメインテーマを設定し、企画実行委員一同、鋭意努力してまいりました。
プログラムは、看護研究学会ということから、研究および災害看護におけるエビデンスの2本立てでプログラムを検討してまいりました。大会長講演として「原点回帰からみる災害看護のこれから」と題してお話し、基調講演には増野園惠先生(兵庫県立大学地域ケア開発研究所)に「コミュニティの回復力 地域の中長期支援に焦点を当てて」についてご講演いただきます。また研究の目玉として、教育講演には山川みやえ先生(大阪大学大学院医学系研究科)に「Scoping Reviewの基礎的知識」についてご講演いただきます。シンポジウムはテーマを「協働の力:災害時の多職種連携」とし、3名のシンポジストをお招きしてご講演、ディスカッションを進めてまいります。
また、日々の研究成果をふるって一般演題として多くの演題登録をしていただきますよう、よろしくお願い申し上げます。この時間を活発な議論と多くの知見に触れる有意義な機会にしていただきたく、ご参加の方も重ねてよろしくお願い申し上げます。
第38回近畿・北陸地方会学術集会で、皆様にお会いできますことを楽しみにしております。
謹白
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