中国・四国地方会

島根・鳥取・岡山・広島・山口・徳島・香川・愛媛・高知の看護研究者・看護職者に、学術集会などを開催しています。

ごあいさつ

 このたび,日本看護研究学会中国・四国地方会の会長を拝命いたしました。大きなプレッシャーを感じつつ,役員の協力を得て責務を全うする決意でおります。まことに微力ではございますが,会員の方々のご助言,ご協力をあおぎながら学会の発展のために専心努力をいたす所存です。どうぞよろしくお願い申し上げます。
 コロナ禍が世の中に与えたインパクトは大きく,本学会でも全国大会をはじめ,各種事業やイベントがオンライン開催になるなど,学会活動にも大きな変化がありました。また,自然災害による甚大な被害を受けたり,国際情勢に伴う緊張が続いたり,将来への不安を抱えながら,新しい時代に向かって劇的な変化がおきています。
 このような変革の時代には,人の意識や考え方,生活そのものに大きな影響を及ぼし,新たな問題や課題が発生します。看護者は人が健康に豊かに生きることを支える使命があり,これらの課題を解決するために看護学研究が果たす役割はますます重要になります。本学会は,あらゆる場の看護実践に根差した学術研究を推進し,看護の質の向上と役割が拡大する看護の専門性を追究することを支援します。そして,会員の皆様と一緒に魅力ある地方会を創造し,人の生活や社会に大きく貢献できる中国・四国地方会となるよう努力してまいります。
 今年度は,中国・四国地方会地区の愛媛県で中西純子先生(愛媛県立医療技術大学教授)が会長を務め,第48回学術集会が開催されました。そのため,毎年3月に行われている地方会学術集会の開催を見送り,学術委員会企画の学術セミナーを単独で開催いたします。皆様の参加をお持ちしております。

一般社団法人 日本看護研究学会中国・四国地方会会長
岡田淳子

 

日本看護研究学会中国・四国地方会の歩み

1985年にC地区(近畿・四国)地方会として出発し、1993年からは中国・四国地方会となり、近畿・北陸地方会と合同で活動してきたが、2004年から中国・四国地方会として単独での活動を開始した。

1985年 C地区(近畿・四国)地方会設立。第1回学術集会開催した。

1988年 事業活動として新たに第1回NEW看護学セミナーを開催した。

1993年 本学会の地区割り変更に伴い、C地区から中国・四国地方会と近畿・北陸地方会に分離されるが、それまでの活動の経緯等から、以後も、学術集会とセミナーは合同開催を続ける。

1995年 中国・四国地方会単独事業として、ニューズ・レター第1号を発行する。

2003年 会員数の増加に伴い、近畿・北陸地方会との合同開催を中止した。中国・四国地方会の今後のあり方検討のために、各県選出のプロジェクト委員会が発足した。運営組織、事業活動方針等を含む地方会会則改正案を検討した。

2004年 分離後初の中国・四国地方会学術集会(通算第17回)を開催した。総会にて、地方会会則を改正し、中国・四国地方会単独活動として再出発した。